糀作り味噌作りパン作り
毎年、お味噌を仕込むようになり、何年になるだろう。
高校生の長女が、小学生のときからやってます。
きっかけは、ご近所の農家さんでした。
そこから、興味が広がり、行きつけのカフェで味噌屋さんや味噌ソムリエの方からも教わり。生活クラブの方にも教わりながら作ったり。
最近では、お友達とオンラインで「講師」としてもやるようになりました。
ただ、私は上からものを教えるような、そんな講師ではなく。
ただ、参加者さんよりは、作った経験があるのと、発酵好きでいろいろ調べるのが苦にならないので、お伝えできることがあるっていうだけなんです。
何より、大事にしているのは、それぞれを肯定するということ。
その人らしさ、それが味噌作りにも表れます。今はやらない、という選択もありです。
そんなお味噌作りを、なんと「糀をつくるところからやろう」と
「子どもとお母さんの集まる学校」を主宰されている、なかやん校長から。
それまでも、一人で糀を作ったりはしていたんですが、この秋はじめて人様と一緒にやってみる、というチャレンジをしました。お味噌もですが、糀も自宅で作れるんだということを知ってもらえたらいいな、と思いました。
今は、大体のものは買える時代。お味噌だって、糀だってそうです。パンもですね。
プロの職人さんが作るのは、それはクオリティが高いです。見た目も味もいいです。じゃあ、自分で作る意味なんてないのか、といえば、そんなことはないんじゃないか。「手前味噌」という言葉があります。自分で作るお味噌が一番おいしいと、自慢するときの言葉ですよね。それは、自分たちにあうもは、自分たちで作り出せるということなんじゃないか、私はそう思います。
「子どもとお母さんの集まる学校」も、2人のお母さんでもある、なかやん校長とお手伝いの私、そして参加者さんの皆さんの、いわば手作りの学校です。ちなみに、なかやん家も我が家も子どもたちは家庭を中心に学んでいます。教育だって、外部の公的私的サービスを利用するのは当然のこと、ではなく、自分たちが作ってもいい。
どちらでも選べるということが、「豊かさ」かなと思うのです。
糀から自分たちで作り、お味噌も作り、パンも、と時間も手間もかかるようなことをわざわざする。買えば早い、間違いない(はず)。なのに、あえてそれをする。もちろん買って食べるときもあります。でも作るということ、それも親子でする、ということに喜びがあるような気がしています。
そんな「めんどくさい」ことを、一緒にやりませんか?
不思議と皆でやれば楽しかったりします。もしかしたら、人として生きていく上で誰かと協力して何かをする、ということは本能的なものなのかもしれません。
そして「やらない」選択をしても、OK。そのままのあなたでいるだけでいい、そんな場でもあります。
「子どもとお母さんの集まる学校」、毎週水曜日、午前10時〜13時です。
なかやんのご自宅またはオンラインでつながって開催しています。
お申し込み、お問い合わせは、よかよか学院まで。
https://yokayoka-gakuin.com/