リーダーが弱さを見せるとどうなるか
今日は会社で素敵な出来事があったので、心に留めておきたくて書いています。
会社を引っ張るリーダー(共同創業者のYさん)がメンバーに心の内を見せた話です。
先日、彼女は大事な仕事で、新たな役割を買って出ました。僕にはコンフォートゾーンから抜け出す、勇気のいる決断だったと思います。普段の彼女らしさをあえて捨て、その場に臨みました。
結果は、残念ながら彼女自身が満足いくものではありませんでした。
落ち込んでいるのかなと心配していたら、翌日Slackの挨拶チャットに彼女から少し長めのメッセージがメンバー全員に送られてきました。(全員オンラインの当社は仕事始まる前にひと言挨拶して仕事を始める習慣があります。)
そこには、彼女自身が昨日のチャレンジが上手くいかなくて落ち込んだということ。そして、何がダメだったのかを知るために、もう一度その時間を振り返り、次はこうしたいと思うと記されていました。
文章の最後は「あーー伸びしろだらけだな、私!」と締めくくられてました。
新入社員も含めたメンバー全員に弱った自分を素直に出したこと。そして、それだけに留まらず、内省してもう一度打席に立とうとしていること。そんな彼女の姿はメンバー全員の心を打ちました。
等身大の彼女から発せられたそのメッセージに、それぞれの背筋が伸びたような気がします。
リーダーは強くなければいけない、も真実だと思います。同時に弱さを見せてもいいと思っています。上手くいかなくて落ち込んで反省するリーダーがいても良いと思います。
リーダーだって挑戦してるんだ、打席に立ってるんだ。その姿はどんな言葉よりも力強く周りを鼓舞すると感じました。
彼女から勇気をもらいました。
監督席のようなコンフォートゾーンにいないで、僕も新たな打席に立ってみよう。そう思える出来事でした。