ゲーム実況の面白さが分からない人へ
(2021.3.5 メルマガ「michinaru通信」より少し修正)
こんにちは、michinaruの菊池です。
コロナ在宅をきっかけに、YouTubeを見る機会が増えたという方もいらっしゃいませんか。
私の子供達もよくYouTubeを見ているのですが、ひとつだけ、その面白さが全く理解できないものがあったのです。
それは
「ゲーム実況動画」
ご存じのない方に簡単にお伝えすると、テレビゲーム(私語?)をYouTuberがやっている様子をただただ放送するというものです。
私、この番組の面白さが全く分かりませんでした。
だって、人がゲームして遊んでいるのを見ているだけなんですよ。
昔、友達とファミコンやってても早く自分の番が回ってきて欲しいと思いながら見ていましたよね。
そう、ゲームは、自分でやるから楽しいもの。
百歩譲って、ゲーム実況で必勝法を学んで自分でもやってみる、なら分かります。
でも、我が家にはゲームはないんです。SWITCHもスマホゲームも、何もない。
次男がゲーム実況を見ている度に、いつかきっと
「お父さん、僕もゲームやりたいから買って」
と言ってくるだろうなと思っていました。
でも、一向に言ってこない。
お金のない我が家を知って我慢しているのか、不憫な息子よのう、と心で詫びていましたが、違いました。
先日、けんすうさんのブログを読んで解明しました。
彼らからすると、だって野球だって、ラグビーだってほとんどの人が見て楽しんでるじゃん。
やっている人より、見て楽しんでいる人が多いでしょ。
ゲームも同じなんだよ、と書かれていました。
結構、衝撃でした。
そうなのか、ゲームって、自分がやるものじゃなくなったんだ!
もちろん一部の人はやることも楽しんでいるでしょうが、それは部活に入っているような感覚なのかもしれません。
自分がやるものと、見るだけ聞くだけのもの。
そう分けて考えると、後者の「見るだけ聞くだけ」のものって増えているかも知れない。
SNSだって昔は結構みんな投稿してたけど、今は随分多くの人が「見るだけ」になっていませんか。
Clubhouseという音声アプリも、ほとんどの人は聞いているだけです。
そういう意味で言うと、そんな私たちが「よいしょ」と自分から動き出すものは、どんどん貴重になるかもしれません。
だって自分がやるよりも、上手な人、面白い人がすでにやっているわけだから。
あなたにとって「見ているだけでなく、自分でもやりたい」と思うものは何ですか?
そこに見ているだけのものと、どんな違いがあるんだろうか。
このあたり面白そうだから、色んな人と話してみたいです。