人は損得で動く
「人は損得で動く」
なかなかパンチのあるタイトルからはじまった今日の話は、先日大学の授業で学んだことについてです。
授業内容は、伝え方の戦術についてでした。
相手を納得させる1つの方法として、正論を伝えるのではなく、損得(メリット、デメリット)で伝えるという方法があると学びました。
人は損得で動くと聞くとあまり良いようには聞こえにくいですが、実際自分事として考えてみるとそうだなと感じます。自分が損することはやりたくないし、なにかを選択する時には無意識にでもメリットを考えて選択しているなと。
私は話すときに相手の立場になって考えることで理解してもらいやすいと思っていましたが、立場になって考えるうえで、何についてという具体的なものは自分の中ではっきりしていなかったので、そのひとつとして人は損得で動くという知識はとても勉強になりました。
損得に関連して、もうひとつ。
「嫌なことやつまらないことでもメリットを考えて楽しむ、何かを得ようとするとよい」ということ。
これは友人Aが辞めたいことがあって友人Bに相談しているのを聞いていた時に学んだこと。
嫌でもつまらなくてもやらなければならないことや辞めれないこと(仕事など)って誰でもあると思います。
しなくてもいい、辞めてもいいなら、しない、辞めるという選択をすればいいと思いますが、全部が全部そういうわけにはいかない。
そういう時、
「嫌だなー。」「やりたくないなー。」
と思ってするのはもったいないなと思います。
その気持ちのせいでもっと嫌になるし、悪循環の未来しか見えません。
すると決めたならメリットを考えて楽しむポイントを見つけたり、自分が成長できるなにかを得るように働きかけることで、嫌なことも少しは光が見えるかもしれない。
友人Aの相談に対してこのような話をしていた友人Bの話を私も隣で聞いていて、嫌なことに対して少しポジティブに考えられるようになりました。
どうせ嫌なことをするのは同じなんだから、なにか得てやろうと。
なにか得ないと嫌でも頑張っているのに割に合わない、損でしょ。
人は損得で動く。損得を攻略することでポジティブに生きられるかもしれないなと思いました。
自分を動かすにも相手を動かすのも人間の損得に対する考え方を知っていると少し生きやすくなるかも、と。
ではまた。