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インドネシアの交通について語る

大学3年生の夏休み。
私は1カ月間、インドネシアのスラカルタ(愛称 ソロ)へ行き、現地の高校生が通う日本語学校で日本語を教えるボランティアをしました。現地のスタッフ(学校の先生)と寮で生活し、買い物に行く時や休日に出かける時は、いつも一緒に行動していました。

これからトピックごとにソロでの経験や感じたことを書いていきたいと思います!

※あくまで私が1カ月の生活で感じたことを書いています。書いていることがインドネシアのすべてではないです。


前回は「インドネシア人のSNS事情」について。
今回は「インドネシアの交通」について語ります。


私がインドネシアに行ってびっくりしたことの1つとして交通が挙げられます。
インドネシアの交通は一言でいうなら「自由、自己責任」です。

まず、インドネシア人の移動手段はバイクの人がほとんどです。
しかも!!2人乗りが基本で、時には3人、4人乗っている時があります。(笑)
3人、4人の時は、家族で乗っているようでした。
お父さんが運転し、3歳くらいの子がハンドルを持ちお父さんの足元に立っていたり、後ろにお母さんが乗って、赤ちゃんを抱いていたりと、衝撃の乗り方ばかりでした。
現地の人はそれが当たり前なのだと思うのですが、見ているこちらがひやひやするくらいでした。(笑)
そしてスピードも速いです。50~60キロが基本で、速い人だと70~80キロは出ていると思います。
ちなみに、車よりもバイクの方が圧倒的に多く、現地の人に聞くと、お金に余裕のある人は車を持っているみたいです。


次に、インドネシアには横断歩道が少なく、あっても使いません。(笑)
平気で横断歩道がないところを渡ります。交通量が多いところでも少ない時を見計らって渡ったり、交差点や店の前に交通整理をしている町の人がいることがあるので、その人が車やバイクをとめてくれて渡ることができます。
わざわざ横断歩道があるところまで行かずにその場で渡るので、横断歩道は少ないし、あっても使わないんです。(笑)

次に先ほどの話で少し出た、交差点や店の前に交通整理をしている町の人がいることについてです。
これは仕事でしているのか、ボランティアでしているのかいまいちわからなかったのですが、この人たちにチップを渡す習慣があります。チップは1回数十円ですが、インドネシアは物価が安いので、1食ドリンク付きで200円以内で食べることができます。このことを考えると、交通量の多いインドネシアは、チップだけでもかなりの額になると思います。


最後に、インドネシア人は歩きません。(笑)
歩いて5分かからないところへもバイクで移動します。ほんとに歩かないんですよ。(笑)
だから、大通りでないと歩道はないし、夜は歩くと危ないと言われていたので歩いている人はいないです。


以上が特に交通に関して印象に残ったことです。
冒頭でも言いましたが、総じて「自由、自己責任」。
交通量の多いインドネシアでしたが、坂道や曲がり角などお互いが見えにくいことろでは、存在を示すために軽くクラクションを鳴らしたり、手信号を使って合図をしていたり、交通整理の人がいたりと、信号や法に任せる交通ではないような感じがしました。
最初は怖いと思っていたインドネシアの交通ですが、お互いにちゃんと見ていることが分かり、怖さもなくなりました。事故も私がいる1カ月で見たことなかったです。
ただ、インドネシアで運転するのは怖いなと。(笑)



ではまた。

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