
Xday
なるぎれ1stSingle”Xday”がリリースされました。
各種サブスク
MV
ボカロ版
今回は多分誰にもバレずにリリースしてます。
1stAlbumの時は、我慢できなくて、「今レコーディング終わったとこで〜」
とかベラベラ喋ってました。
ただ、今回はみんなをびっくりさせたいということで、厳戒な情報統制の下制作を進めました。
(多分メンバー+残響しか知らなかったはず、、)
曲について書きます。
1.全体
この曲は大体1年前ぐらいに、gt/vo小鳥がサンクラにデモをアップしてたような気がします。
当初1stアルバムに入れるという構想もありましたが、雰囲気がだいぶ違うということで見送りました。
リリースすることを決めたのは9月15日で、1stアルバムレコ発の翌日、Across the seaで小島に会って、そこで半ばノリで決まりました。
というのも、8/31にアルバム出して、レコ発も9月で終わって、次まで間が空くなーというのが1つ悩みでした。
そんなにライブ頻繁にできる訳でもないので、生存報告というか、なるぎれ活動してますよ!という意味合いが大きい気がします。
ちょっと逸れますが、ペースはゆっくりでも火を灯し続けるのが大事なんだろうな、というのを最近よく感じます。
自分たちみたいな社会人遠距離バンドだと特に。
今後も灯火を絶やさないようにしたいです。
曲について、今までのなるぎれにはないダークな感じだと思います。
もうちらほらTwitterで見かけていますが、明確な元ネタがあります。
最初の方は明らかに引用って感じですが、徐々になるぎれ感が出てくるのが好きです。
元ネタについて、あまりボカロに明るくない自分でもガッツリ聴き込んでしまうぐらいの中毒性がありました。
スキップしてるみたいに、ゆるーく駆け抜けていく感じがしてすごく良いなと思いました。
そこになるぎれ感がいい塩梅で出せたかな、と思います。
Xdayはゆるふわ樹海ガール×Don’t Summerがテーマです。
2.レコーディング
リードギターのレコーディングは今回もソルファで行いました。
古川のスティーヴ・アルビニこと残響rere氏にお願いしました。ありがとう、、
アンプは1stアルバムに引き続き、マーシャルのDSL100hです。個人的にはマーシャルの中だったら一番好きかも。
エフェクター類はいつかまとめて紹介します。
撮り方も前回同様みんな別撮りです。
自分は最後に撮ったのですが、大体2時間ぐらいかかりました。1回で終わって良かったです。
3.曲について
1.イントロ
これはオマージュです。
が、炎上したらどうしようかとヒヤヒヤしてました。
今更ですが、ここではリードギターメインで書きます。
今回はギター両方0カポです。確か。
冒頭はバッキング弾いてます。
コードも全く同じでボイシングだけ変えてる、よくやるやつです。
自分のパートが6弦開放のEmから入るので、ガツーンと始まる感じがして気持ちいいです,
その後、ファズ+フランジャーを踏んで短音フレーズに入ります。
ここは小鳥考案です。やっぱりセンスがすごいなーと改めて思いました。
毎回言ってますが、自分じゃ思いつけないです。
だいぶゆるふわですが、後半でスケールアウトするところでダークな雰囲気が演出されてて好きです。
同時に重たさが出てるのもいいすね。
2.Aメロ①
自分はほぼお休みです。
フィードバックがいい感じに撮れて良かったです。
3.間奏
イントロの後半と全く同じです。
4.Aメロ②
歌メロをなぞる感じでリードを弾いています。
never knows beat、夏暁、スラッカーなど、個人的に良くやるパターンですが、
これに関しては行くぞ氏(けむり、モーニング娘。のgt/vo)にしっかり手癖として見抜かれてた上で、良いと言ってもらえたので嬉しかったです。
当初はこれの倍ぐらい動いてましたが、あまりにもやかまし過ぎて結構落ち着かせました。
5.サビ①
ひたすらコードバッキングです。
当初はこれの倍ぐらい動いていましたが、サビは疾走感重視でストレートな方が合うということで、ゴッソリ削りました。
コード弾いてるだけでもしっかりカッコよくなってるのが、曲の良さ全開って感じで好きです。
6.ブレイク
個人的にこの曲の中で一番好きなセクションかも。
特にここのドラムがめちゃ好きです。
一気にテンポを落として、リードもシンプルなアルペジオに徹しています。
Xday感があります。
細かい話だと、ドラムのフィルインで、シンプルに3発叩く箇所(田村三発太鼓)があるのですが、そこが個人的にこの曲の中で一番好きな部分です。
リードはほぼクリーンで録っています。ここまで歪み全開で弾いてたところで、いきなりクリーンに変わって、場を支配する感じが好きです。
7.Aメロ③
2番Aメロです。
疾走感重視でひたすらオクターブ奏法です。
シンプルですが、
直前の間奏部分でテンポがゆっくりになっていたところから、
ギアを上げて走り出す感じが好きです。
8.サビ②
1番サビと基本的には同じですが、長さが2倍になっています。
当初はコードを弾きながら、ハンマリングやらプリングやらで、かなりうるさくしてましたが、シンプルな方が良いという事でバッサリカットしました。
加えて、このセクションの後半はベースが鬼のように上下して、めちゃくちゃかっこいいです。
ベーシスト礼和田の個性が爆発しててすごく良い。
Xdayの不安な雰囲気、終末感がヒシヒシと伝わってきて好き。
ギターはシンプルで疾走感を演出しつつ、ベースが目立つようになって良かったと思います。
ぜひベースに注目して聞いてほしい部分です。
9.Cメロ
Cメロという定義が間違っていたら申し訳ございません。
このパートも個人的にめちゃくちゃ好きです。
リードは空間系をがっつりかけて、輪郭をぼかす感じにしています。
我ながら気に入っているフレーズです。
序盤から結構ダークな雰囲気が続きますが、ここのパートで一気に視界が開けて、前向きになるような感じがあってすごく好きです。
10.Aメロ④
CメロからそのままシームレスにAメロに戻ります。
リードはギタボと同じコードを弾きながら、ここぞとばかりに12F上まで上がったりしています。
一曲の中で同じパートが複数出てくる時、全部違う事をしたくなってしまうのはあるあるでしょうか。
今回、Aメロに関しては
FB→カッティング→オクターブ→コードバッキング
みたいなアプローチで、全部フレーズを変えています。
夏暁のサビとかもそうです。
各楽器のフレーズに注目して聞いてみるのも面白いかも!
11.アウトロ
ここでイントロと同じフレーズに戻ってきます。
弾いているのは全く同じフレーズです。
その後、爆音パートに入ります。
頑張ってたくさん弾いてます。
最後Emでどかーんと終わるのが好きです。
4.終わりに
ここまで読んでいただいた皆さんありがとうございます。
MVを最後まで見ていただいた方はお分かりだと思いますが、なるぎれでは今後も色々計画中です。
最初にも書いたように、ライブ頻度は少ないですが、それでも火を灯し続けられるよう、着実に活動を続けていきます!
とりあえずXday聞いていただけるととても嬉しいです!
引き続きよろしくお願いします🙇
それでは🎵