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バイエルン州立歌劇場 アラベラ
2018/7/4水 19:00- バイエルン州立歌劇場
Richard Strauss Arabella
Musikalische Leitung: Constantin Trinks
Inszenierung: Andreas Dresen
Bühne: Mathias Fischer-Dieskau
Kostüme: Sabine Greunig
Licht: Michael Bauer
Dramaturgie: Rainer Karlitschek
Chor: Sören Eckhoff
Graf Waldner: Kurt Rydl
Adelaide: Doris Soffel
Arabella: Anja Harteros
Zdenka: Hanna-Elisabeth Müller
Mandryka: Thomas J. Mayer
Matteo: Benjamin Bruns
Graf Elemer: Dean Power
Graf Dominik: Johannes Kammler
Graf Lamoral: Torben Jürgens
Die Fiakermilli: Gloria Rehm
Eine Kartenaufschlägerin: Heike Grötzinger
Bayerisches Staatsorchester
Chorus of the Bayerische Staatsoper
一カ月以上経ってしまいだいぶ記憶が薄れていますが、備忘録として覚えていることを。
パルジファル目当てで行ったミュンヘン、せっかくなのでもう一演目と思って前日にこちらを聴いてきました。
ハルテロスとアンナ・エリザベス・ミュラーが素晴らしかった!!ハルテロスは、日本に来たタンホイザーで初めて生で聴くことができたのですが、ああいう大人しい役よりもこういう勝ち気で現代的な役がとっても似合ってる!と思いました💕後で気づいたのですが、アンナ・エリザベス・ミュラーはタンホイザーと同時に日本に来ていた魔笛のパミーナだったのですね。いやでもそのときよりも断然好印象でした!ズボン役も似合ってた。
マンドリカのJ. マイヤーは、ルックスはとてもいいのですけど、肝心の歌がパッとしなくてイマイチ。以前新国でオランダ人をやったときも微妙だと思ったけど、やっぱりその印象変わらずです。一方、マッテオのベンジャミン・ブルンスが凄くよかった!クリアでよくとおる声でリズム感も抜群!
さて、オケは何だかパッとしない感じでした。シュトラウスはもっと色っぽく艶っぽい音が好みだなあ。オペラフェスティバルって連日で本当に大変だし、次の日はパルジファルという超大作だし、オケもお疲れだったり力配分してたりするのかもしれません。
舞台装置は色合いがとてもシンプルで、黒・白・赤を基調としたものだった気がします(もうかなりうろ覚え)。2幕以降はやわらかなX型(伝わりますかね・・・)した白い階段が印象的でした。
しかし、2幕最後のマンドリカが自暴自棄になるシーンで、全裸で絡む男女が現れたのには流石ミュンヘン!と苦笑いたしました^^; アラベラのあのシーンに必然性は全く感じなかったんですけどね・・・お土地柄、もはや全裸は演出上必須要件にでもなってるのかしら。いや、さほど嫌な感じのするシーンではなかったですけど。
ところで今回、日本でいうところの4階の1列目だったのですが、この席、手すりが視界に入って舞台を邪魔することを発見。前のめりになれば視界はクリアで、それはこちらでは許されてるみたいなんですが、長時間前のめりだと腰に来ますね。次回からは3階より下にしようっと。
写真はカーテンコール。