気功と奥義|中国道家気功の達人、張三豊の「老人母当初未生前」についてお伝えします。
気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。
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盛鶴延先生は
著書の中で
貴重な気功の奥義を、
教えてくださっています。
特に
ご自身の人生の集大成でもある
『気功革命 秘伝奥義 集大成』では
文字通り惜しみなく
教えてくださっています。
そのひとつひとつが奥深く、
もし盛鶴延先生に
教えてもらわなかったら
一生気づくことが
できない奥義ばかりだと
思っています。
そう盛鶴延先生が
おっしゃる通り、
知っているのと
知らないのでは
世界が全く違うのだろうなと思います。
そんな奥義の中から
盛鶴延先生は
『気功革命 秘伝奥義 集大成』の
本の表紙用に
3つの奥義を
神筆功(書道気功)で
書いてくださいました。
少しだけ解説しますと、
『気功革命 秘伝奥義 集大成』は
贅沢なつくりで
本の表紙として
掲載しているこちら↓は
実は本自体の表紙ではなく
本の外箱の表紙なのです。
ただ、外箱といっても
ただの箱ではなく、
上と下が空いている
ちょっと帯っぽい箱です。
デザイナーの方が
こだわって作ってくださいました。
すごく素敵です。
そして
その外箱の中に
本と
盛鶴延先生が
自ら解説出演されている
DVDが2枚が入っています。
そして本の表紙用に
3つの奥義の言葉を
書いてくださったのです。
直接、
盛鶴延先生に
ご確認したわけでは
ないのですが、
この奥義は
気功の奥義の中でも
非常に重い
とても大切な言葉なのだろうな
思っています。
そしてもちろん、
どれも
私が解説できるレベルでは当然なく、
内容について
ここでお話することは難しいのですが、
本や教室で
ぽつっ、ぽつっと
おっしゃってくださることから
いくつか
お伝えできたらと
思っています。
今回は
盛鶴延先生が
本の表紙に書いてくださった
中国道家気功の達人
張三豊(ちょうさんぽう)
(1247〜?)の言葉、
「老人母当初未生前」について
お伝えします。
***
盛鶴延先生は
張三豊の
「老人母当初未生前」について
時々、気功教室で話してくださいます。
でも、
とても難しい……。
そして盛鶴延先生も難しいねと
おっしゃっています。
そうおっしゃって
教室のみんなを
ご覧になられながら、
続けて
こうおっしゃいました。
***
私が
盛鶴延先生の
気功を習い始めた頃、
当時勤めていた会社の
研究所の先輩と
習いたての気功について
話し合ったことがあります。
何について
話していたのかは
忘れてしまったのですが、
その時、
彼は私にこう言ったのです。
「君も
科学者なら
気功について
科学的に
証明するようにしないと」
私自身が
科学者かどうかは
さておいて、
彼が言わんとすることは
何となくわかりました。
「科学的に
証明できないこと
証明されていないこと
に対して、
そう気安く
話さない方がいいよ」
という後輩を気遣う諭しと
「そんなに興味があるなら
自分で研究してみたら?」
という先輩としての
アドバイスだったと思います。
その先輩は研究所の中でも
「The 研究員」
というタイプの
バリバリ科学系!の方だったので
先輩らしいなと
と思ったのと同時に、
少し私の感覚とは何かが違うな
と思いました。
でも、
当時はそれが何かは
よくわからなかったのです。
でも、この張三豊の
「老人母当初未生前」を
教えていただいた時、
はっきりと
その時、何に違和感を感じたのか
わかりました。
気功の世界は
現代の科学で
証明できるレベルを
遥かに超えている世界だ
と私は思っていたのです。
もちろん私も
いつか、
それもそう遠くない未来、
気功の科学的原理が
証明される日が来ると
信じていますし、
期待しています。
ただ、
それには相当のレベルの
研究が必要だろうし、
新たな科学の法則が
発見されなくてはいけない
レベルの話だと思っています。
そのことに対する
認識の違いを
感じたのだと思います。
その一方で、
科学的に証明されていないものを
気安く口にしない方がいい
というのも
少し私の考えとは違うと思ったのです。
もちろん彼は
私に善かれと思って言ってくれたことは
よく理解しています。
でも、
例えば
この張三豊の
「老人母当初未生前」
という言葉は、
今の科学の常識から
完全に外れています。
しかし
科学的には理解しにくい話かも
しれないけれど、
そこに
気功の大切な真髄がある。
だからこそ、
千年も長い間、
その時代、その時代の
私の想像もできないような
もの凄い気功の達人たちが
脈々と秘伝として
語り継いできたのだと思います。
盛鶴延先生が
おっしゃる通り、
相当難しい話ですし、
想像できない話ですが、
理解できないことと
否定することは違うと思います。
この素晴らしい智慧を
脈々と
受け継いできてくださった
達人の方々に
畏敬の念を覚えると共に、
それを
私たちに伝えてくださった
盛鶴延先生に
心から感謝しています。
そして、
いつか、きっと、
科学が気功の原理を
証明してくれる日が来ることを
期待しつつ、
叶うものなら
この人生において
1つでも2つでも
気功の奥義をストンと
身体で体感できたらいいなと
思いつつ、
日々、コツコツと
練習していきたいと
思っています。
では、また!
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