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気功と道教|何百年、何千前のエネルギーとつながる意識についてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

何の話からだったか
がらくた市の話になりました。

盛鶴延先生は
各地で開催される
がらくた市が好きで
よく行かれるそうです。

そして
古い瀬戸物などの
掘り出し物を
見つけては
楽しんで
いらっしゃるそうです。

私は世田谷のボロ市にも
よく行きますね。

いろいろな
骨董品に混じって


驚くような
良い古い瀬戸物が
売られていたりします。

しかも
とても安く(笑)。

この前、
とても良い
古い瀬戸物が
売っていました。

早速
購入したのですが、


こういう
古い良い物を
眺めていると

600年前の
その時代と
つながることが
できますね。

60年前では
ありませんよ。

600年前です。

そうして
600年前と
つながることができると

600年前の
エネルギーが
入ってきますね。

今回は
何百年、何千前の
エネルギーとつながる意識
についてお伝えします。

***

気功は
道家の影響を
強く受けています。

道家のものの考え方は
私達日本人が
慣れ親しんでいる
儒教の考え方や
科学の論理とは
違います。

例えば、
私達は
お母さんが
生まれていなかったら
自分は
この世に存在しない
と考えています。

しかし
道家の考え方は違います。

お母さんが
生まれていなくても
私達は存在する
と考えます。

盛鶴延先生は
書籍の中で
こうおっしゃっています。

お母さんが
生まれていなくても
自分が存在する。

これは
中国道家気功の達人
張三豊(ちょうさんぽう)
(1247〜?)の言葉、
「老人母当初未生前」
です。

こういうことを
想像することは
相当難しいと
思います。

ただ
道家の考え方では

例えば
今、
目の前にいる鳥は

何千年前の鳥と
関係がある

と考えます。

相当難しいですよね。

想像できないですよね。

でも、
こういう
想像ができないと

このような
想像レベルの
エネルギーを
もらうことが
難しくなります。

そして
続けてこうおっしゃいます。

お母さんが
未だ
生まれていなかった
時を想像する。

人間の命は
何億、何千年と
つながっていて
今に至るという
意識を持つ。

そういう意識を
持つことが
大切です。

これも
道家の
魅力的な
命の関係の
考え方です。

盛鶴延先生の
お話をお伺いしてから
このことを
ずっと
心のどこかで
この話を考えています。


私は
多分、
盛鶴延先生と
同じがらくた市に行っても

そして
目の前に
たとえ目の前に
600年前の瀬戸物が
あっても

きっと
気づくことが
できないと思います。

それは
審美眼がないことも
もちろんあると思いますが、

何より
600年前のものと
つながる意識を
本当の意味で
持っていないからだと思います。

そういう世界を
想像できないからだと
思っています。

こういう世界は
考えて考えて
どうにかわかる
世界ではない気もしますし、

かといって
全く考えないと
わからないままの気もします。

ただ、
盛鶴延先生は
その日の気功教室で
こんなことを
教えてくださいました。

自発動の世界が
わかるようになれば

つながることが
わかるようになりますね。


自発動かぁーーー!!

因みに
自発動功とは

自由に自然に
ぼーっとして
身体が動きたいままに
ふらふら動くに任せる
気功法です。

決まった動き、
型がないため
初めての人でもできる
気功法です。

この
自発動の世界が
わかるようになれば

つながることが
わかるようになる。


なるほどぉ。

今日も
この後、
ぼーっとしながら
自発動功を
してみようと
思います。

では、また!

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