気功と原理|気功で健康になる原理をお伝えします。
気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。
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中国5千年の歴史からなる気功には
3千種以上もの流派があると
盛鶴延先生はおっしゃいます。
ある日の気功教室で
盛鶴延先生は
こうおっしゃいました。
そして教室のみんなを
見ながらこうお話を続けました。
今回は
気功で健康になる原理
についてお伝えします。
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「年を取ると
荷物が多くなるのよね」
化粧品メーカーに勤めていた頃、
同僚がそう言うのを
聞いたことがあります。
今は個人情報が
厳しい時代ですので
どうなっているのかは
分かりませんが、
私が勤めていた頃は
新商品の開発のヒントを
いただくために
家庭訪問をさせて
いただくことがよくありました。
訪問先の方々にとっては
当たり前の日常生活が
私達からみると新鮮で、
開発のヒントにつながるからです。
その同僚は長年、
多くのご家庭を訪問してきました。
その彼女が
何気ない会話の流れで
こう言ったのです。
「年を重なるということは
色々な思い出の品が増えていく
ってことでもあるのよ。
子供の賞状、
遊んでいたぬいぐるみ
孫が描いた絵、
書き初め、
旅行先の土産物
……。
そういうものが
所狭しと
部屋を埋め尽くしているの。
だから
年を取ったら、
そういう思い出の品を
置く部屋が余分に
必要になってくるのよね」
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断捨離という言葉が
流行る前の話です。
なので、
今は事情が変わっているかも
知れません。
しかし
私は彼女の話を聞きながら
そういうものかも
しれないなと思いました。
難病だった私の父は
訪問医療を受けながら
最後まで自宅で
過ごしたのですが、
父の寝ていた部屋の壁には
孫が描いた絵や習字が
飾られていました。
父の様子を見にいく度に、
「どこでも行けるぞうぉ〜」
と幼稚園の時に孫が書いた
ゾウと荷車が合体したような
不思議なゾウの絵に
ふっと心が和みました。
そんな思い出があったので
年齢を重ねる度に
大切な思い出の品が増えていく。
という彼女の言葉は
本当に
その通りだなと思いました。
しかし、
気功は逆です。
どんどん捨てていきます。
年を取るにつれ
身につけてきた
いろいろなものを
捨てて
捨てて
捨てて
元の状態に戻っていきます。
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以前にも
書いたことがありますが、
気功教室に
通っている人を見ていると
どんどん、
変化していくのがわかります。
当人は
その変化に気づかない場合が
多いのですが、
側から見ていると
明るく、柔らかな雰囲気に
なっていく。
透明感が
増していく感じがします。
よく化粧品のコマーシャルで
「内面から輝く肌へ」
と言われたりしますが、
まさにそういう感じ、
内面から輝いてくる感じです。
盛鶴延先生は
その変化のことを
とおっしゃいます。
脱皮するように
身につけてきた
いろいろなものを
どんどん
捨てていくのだろうな
と思っています。
気功をすることで
どんどん
どんどん
捨てて
戻っていきます。
そして
どんどん
戻っていくと
最後は
生まれる前の
胎児の状態まで
戻すことができるそうです。
胎児!
でも実は
もっと修行すると
それよりもっと前の
状態まで
戻すことができるそうです。
生まれる前の
無の状態、
無といっても
実際は無ではなく
仏教でいう空の状態。
そこまで
戻すことができるそうです。
気功で
どんどん
元のよい状態に
戻っていけるよう
頑張っていきたいです!
では、また!
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