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気功と病|「病は気から」というお話と、自発動功についてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

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ある日の気功教室で
盛鶴延先生がおっしゃいました。

病気は
最初は気からですね。

気が詰まると
病気になります。

病気になる前は
全て見えない気の状態です。

だから、
レントゲンを撮っても
CTを撮っても
何もうつらない。

「正常です」
とお医者さんに言われます。

でも
10年後、病気になる。
 
えーっ。
どうして?
 
でも
お医者さんにも
わからないですよね。

中医学では
人間の身体には
経絡(けいらく)という
気が流れる道があると考えます。

経絡は川のように
全身を流れ、
その流れの所々にツボがあります。
ツボは必ず
経絡の上にあります。

なので、
鍼やお灸などで
ツボを刺激すると

詰まっているツボが開かれ
気の流れが良くなり
疲れがとれたり
病気がよくなります。

気功は
この経絡の気の流れをよくします。

気功をすると
身体の中に気の良い流れができます。

特に自発動功で
身体の動きたい感覚に任せて
フラフラすると、
気の流れがよくなります。

自発動は
身体の内面の
弱いものの動きが出てきます。

もしかしたらその人は
肝臓が弱っているのかもしれません。
でも、
本人は気づいていない。

でも、
今、そうして自発動をして
気の流れをよくしておかないと
10年後、
肝臓の病気が出てくる。

逆に、
今、気功をして
気を流しておくと
10年後
肝臓の病気が出てこない。
 
そういう世界ですね。

自発動功とは
自分の身体の内側から
動き出したい感覚に任せて
身体を動かす気功法です。

誰でも
身体の中に
自分自身の病気を治す
お医者さんを持っています。

それは自然治癒力と
言われるものですが、
自発動功は
自然治癒を最大限に引き上げ
病気を内側から治していく気功法です。

今回は
「病は気から」というお話と、
身体の気の流れを作る
自発動功についてお伝えします。

***

盛鶴延先生の気功教室は
東京自由が丘で、
毎週木曜日19時〜21時開催しています。

前半の1時間は
盛鶴延先生のお話や質問など。
後半の1時間は
盛鶴延先生と一緒に気功をします。

後半の気功は
その日の参加者を見ながら
その日行う気功を決められるので
毎回、習う気功法は違うのですが、

盛鶴延先生が
著書でもご説明されている
気功を始めるにあたって
お薦めの5つの気功法、

甩手(さいしゅ)
動功から1種類か2種類
自発動功、
そして
站桩功か静功(瞑想法)
をします。

特に
自発動功は
ほぼ毎回、必ずします。

日本人は
自発動が苦手な人が多いね。

でも
自発動をした方がいいね。

そう盛鶴延先生はおっしゃいます。

自発動では
頭で考えず、
身体が動きたいままに動きます。

例えば、
肩が凝っているから
肩を動かそう、
というのは自発動とは違います。

なぜならそれは
意識で動かしているからです。

肩が痛い人が
足を動かすかもしれない。
全身を
ブルブル震えさせるかもしれない。

身体に任せて
動きたいままに動くのが自発動です。

自分自身の
身体を治していく動きなので、

世界に80億人の人がいるなら、
80億通りの自発動がありますね。

頸椎が詰まっている人は
頭をフラフラしたり、

腰の弱い人は
腰をフラフラしたり。

自発動で、
左手をぐるぐる
回している人もいますが、
自分でもなぜ
左手を回しているのか
わかりませんね。

その動きが
どうして出てくるのか
誰にも説明できません。

でも、身体は知っています。
 
気功が治すのは
部分ではなく全体です。
 
肩の痛い人は
胃や肝臓などの
内臓が悪いのかもしれない。
それが
肩こりに出ているのかもしれない。
 
自分では気づいていないけど
身体は知っている。

だから自発動で
身体の感覚に任せ
フラフラ動いて

詰まっているものを
流してあげるのです。

そう盛鶴延先生はおっしゃいます。

***

盛鶴延先生は
気功は予防医学だとおっしゃいます。

予防医学ということは
病気になる前、
病気が見えない段階で
ケアしていくものです。

当然、
見えないものを
見えない段階で
ケアしていくわけですから
その効果を証明することは
難しいと思います。

ましてや
生活の中には
たくさんのことが
同時進行で起こっていますから、

気功をしたから健康なのか
他のケアが良かったのか、
証明することは難しいと思います。

でも、
私自身は
気功のおかげで
健康だと思っています。

一日中
パソコンに向かっている割には
肩こりや腰痛を感じません。

目は酷使していますから
確かに疲れていますが、
気功をすると
やはり楽になります。

今回の
盛鶴延先生のお話を
お伺いするまで

「病は気から」
という言葉を

気の持ちようが
身体の具合を左右する

という意味でのみ
捉えていましたが、

言葉通り、

病は「気」から

なんだなと思いました。

見えない気が
身体に溜まる前に、
どんどん流していく。

どんどん
流していきましょう!

では、また!

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