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気功とマントラ(真言)。 密教気功法は、口からマントラ(音)を出して内臓を振動させ、健康になる方法です。

中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室のお話し、参加者の体験談、『気功奥義』シリーズを編集しながら教えてもらったことなど、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

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真言とは
サンスクリット語で
文字、言葉を意味する「マントラ」を訳したものです。

密教では
仏や菩薩の誓い、
教え、功徳などがある言葉とされています。

般若心経の最後にある

羯帝羯帝波羅羯帝
ぎゃーてーぎゃーてーはーらーぎゃーてー


という一節は、
般若心経に含まれる真言の一部です。


先日の気功教室では
密教気功法の練習をしました。

チベット密教の
オーン・マニ・パメー・フーン
口から声(音)を出して内臓を振動させる方法です。


盛鶴延先生が
オーン・マニ・パメー・フーンと
発声する音を真似て自分も出します。

ちなみに
このオーン・マニ・パメー・フーンは
チベット密教で最もよく唱えられている
真言(マントラ)です。

日本語の母音(あいうえお)にあたる
チベットの母音で作られいて、
母音を唱え続けることにより
丹田を中心に
身体全体を振動させます。

真言(マントラ)とか
お経とか
言霊とか

音の波動は
身体の内臓に響き、
内臓の良い循環になります。

波動は
気功の基礎の1つであり、
極めての重要なものです。

人間や、動物、物質など
目にみえるものだけではなく、

感情や意識など
目にみえないもの全てに

固有の振動数があり
それが波動となって伝播します。

チベット密教の修行者は
毎日、相当時間をかけて修行をしています。

オーン・マニ・パメー・フーンも
1日10万回(!)も唱えるそうです。

ただ、私達は修行僧ではありませんので、
そこまでできませんが、
それでも自分ができる範囲で唱えると
必ず良い反応が出てくるそうです。

確かに、
大きな声で
オーン・マニ・パメー・フーン
というと、とても気持ちが良いです。

身体の臓器に響く感じがします。

でもなかなか
自宅では大きな声で
言えないのですが、ね。

因みに、盛先生は
ご家族の方が外出されている時に
唱えていらっしゃるそうです(笑)。


***

盛先生曰く、
このオーン・マニ・パメー・フーン
の真言(マントラ)は
世界中でとても多くの人が唱えている
真言(マントラ)なのだそうです。

なので、今、私達が
声に出して唱えているこの瞬間も、
世界中で
多くの方が一緒に唱えているそうです。

一人ではないね。

今、この時も
世界中で多くの人が
オーン・マニ・パメー・フーン
を唱えている。

その人たちと
つながっているね。

一人ではない。
つながっている。

実は、
以前、同じような話を
盛先生から聞いたことがあります。

私は香り気功が好きで
だいたい毎日やっているのですが
ある時、何かの話の流れで
その話を盛先生にしたのです。

すると盛先生は

もし、あなたが
今日、体調が悪くて
香り気功ができなかったとしても

世界中の誰かが
あなたの代わりに
香り気功をしてくれているよ。

と、おっしゃったのです。

それだけの会話だったのですが、
何かそこに
気功の
とても大切で
温かなものがある気がしました。


ではまた!

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