気功を続けると、どんな変化があるのですか?
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室で習ったことや、盛先生のお話し、参加者の体験談、『気功奥義』シリーズを編集しながら教えてもらったことなど、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。
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気功教室に通っていると人に言うと
「どんな効果があるの?」
「気功を始めてから何か変わった?」
とよく聞かれます。
でも、この質問にはなかなか答えにくいのです。
もちろん、自分の中では、いろいろな変化を感じています。
でも、それは色々、微妙ですし、
どちらかと言うと、
これが変わりました!
と高らかに人に言えるような変化というより、じわっと自分でも気づかないうちに、自分でも気づかないものが変化している感じなので、なかなかそれを言葉にして伝えることはなかなか難しいのです。
ただ、自分のことはよくわからなくても、気功教室に通っている他の方の変化はよくわかります。
透明感が増してくるというか、
明るく柔らかい雰囲気になってくるというか。
でも面白いことに、
やはりほとんど人は、自分の変化に気づいていません。
すごく雰囲気が変わったなぁと思う方でも、
「えー。そうですか。自分ではよくわからないのですけど。」
と答えられることがほとんです。
私も気功を始めてしばらく経った時、
「なんか雰囲気変わった?」
「柔らかくなった気がする。」
「何かあったの?」
と聞かれることが増えました。
でもその頃、自分では、自分の変化に気づいていませんし、まさかその変化が気功と関係あるとも思っていませんでしたので、ただ,ただ、不思議だと思っていました。
(でも何となく気分は良かったです(笑))
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ある気功教室のことです。
何度か教室に通って来られている30代の女性の方が、にこにこしながら盛先生のお話しを聞かれていました。
気功を続けていると、まさに脱皮するように、その人をまとっていた殻がむけていくのだそうです。
一枚、一枚。
なるほど。
だから、気功を続けていると
なんとなく透明感が増してきたり、
明るく柔らかい雰囲気になっていくのかぁと勝手に納得したのですが、本当のところはわかりません。
でも、この「脱皮」も、気功の基本原理、「戻る原理」に関わるお話しではないかなと、私は思っています。
人間は生まれてきた時、
元気に満ち溢れています。
余計なものもまとわず、
明るく柔らかく透明です。
それが年を重ねるにつれ
知らず知らずのうちに
一枚、一枚と殻をまとっていきます。
殻も硬くなっていきます。
気功は、
その殻をはがす、
つまり脱皮する方法です。
ただ、
自分では殻をまとっていることも
気功で脱皮していることも
気づいていないので、
人に何か雰囲気変わった?
と言われても、自分では気づかないのです。
でも、
自分でも気づかないうちに脱皮しているって
自分でも気づかないうちに自分に戻っていくって
すごいことだなぁと思います。
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で、ここで最初の質問。
気功を続けると、どんな変化があるのですか?
の答えは、
脱皮。
自分では気づかない変化があります。
です。
ではまた!
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