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気功と質|気功をやり続けた変化についてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

長く気功を続けていると
どういう変化があるのか
という話題になりました。

盛鶴延先生は
こうお話されました。

気功は
外から見たら、
初心者の方も
上級者の方も
同じように見えますね。

でも、
初心者と
上級者では
中身が違います。

例えば
小周天(しょうしゅうてん)呼吸。

息を吸いながら
会陰から
背中の督脈を
気が昇らせます。

そして
頭の上についたら
息を吐きながら
身体の前の任脈を
気を降ろします。

これは
初心者も上級者も同じです。

では
何が違うのでしょうか。

初心者と上級者では
気が流れる道の質が
違うのです。

気が流れる道は空洞です。

初心者のうちは
この空洞を
なかなか気が昇りません。
また気が降りません。

なぜなら、
初心者は
空洞の質が
泥土のようだからです。

泥土だから
摩擦があり
気が通りにくいのです。

中級者の場合は
木のような質です。

そして
上級者の場合は
ステンレスのような質です。

ステンレスのような質
になったら
摩擦もなく
すべすべなので
気がすーっと
流れます。

スピードが違うのです。

今回は
気功をやり続けた変化
についてお伝えします。


***

私は毎朝
香り気功初級にある
「目に気を入れる気功法」
(耀眼佛光 ようがんぶっこう)
をしているのですが、

ある日、
気の入り方が変わった?
と感じたことがありました。


「目に気を入れる気功法(耀眼佛光)」
とは
両手を筒を持つような形にして、
手を下から上に、
目に気を入れる気功法です。


「目に気を入れる気功法(耀眼佛光)」


動作は
とても簡単なのですが、
疲れ目に効果があると言われています。

実際、私はこれをすると
目の疲れがとれる気がするので
毎朝必ず行っています。

ただ
最初のうちは
あまり
気が目に入っていく感覚が
ありませんでした。

それでも
毎日やり続けていると
ある時から
気が目に
すっと入っていく感じが
するようになってきたのです!

だから
盛鶴延先生から
空洞の質の話を聞いた時、

気の空洞の質が
少〜しだけ変わり始めたのかなぁ
と勝手に思いました。

ただ、もちろん
勝手に思っているだけで
この感覚が正しいかどうかは
わからないのですが、

しかも
毎回、すっと
気が目に入っていく感覚を
感じるわけではないのですが、

ーーー
仕事で目を酷使した翌日は
あまり感じません。
ーーー

それでも
すっと気が目に入っていくと
すごく気持ちが良くて
何より
目が楽になるので
毎日、やっています。

***

盛鶴延先生は
空洞の質について
こうおっしゃっていました。


初級の段階は
気の質は
まだ高くありません。

だからといって
初級の段階が
悪いということでは
ありません。

身体の修行には
相当時間がかかります。

最初は
感覚が鈍いかもしれません。

でも大丈夫です。

すごく素朴に
無欲に

毎日
ゆっくりゆっくり
やり続けることです。

そうして
頑張って続けていると

身体の質が
自然に変わってきます。

絶対に
よい人間になります。

だから
やり続けることですね。


泥土の質から
木の質、
そしてステンレスの質。

そこまでいくまでには
相当時間がかかるのだと
思いますが、

それでも
そういう道がある。
そういう風に道がつながっている。

と思えることは
私には楽しいことです。

いつか
ステンレスに!
を目指しながら

ゆっくり
頑張ります!

では、また!

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