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気功と原理|純陽と陰陽合一についてお伝えいたします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

朝、
近くの緑道で
気功をしていると

保育園の児童達が
6人乗りの
ベビーカーに乗って
わんや
わんやと
やってきます。

ベビーカーから
外を
ぼーっと眺めている子供や

ベビーカーには乗らず、
先生と手をつなぎ
きょろきょろと
周りを見ながら
歩いている子供など

皆、
それぞれのスタイルで
お散歩しています。


どの子も
本当に
キラキラしていて、

まさに
盛鶴延先生が
おっしゃっる
純陽(じゅんよう)
そのものだなぁと
思いながら
見ています。

盛鶴延先生は
著書の中で
こうおっしゃっています。

人間は
生まれた時、

皆、
純陽の状態です。

しかし、
男性も女性も
性的なことが
わかってきて

女性の
生理が始まる
12〜14の頃から

純陽の状態では
なくなってきます。

陰陽の意識が
出てきます。

子供は、冬、
素足でも寒くありません。

薄着で外で遊んでいても
暖かです。

純陽の状態なので
変なものが
中に入りにくいのです。

両親からもらった
先天的なよい気が
子供を守っています。


人間は
歳を取ったら
子供の真似をすることが
一番よい勉強です。

子供は
純陽ですし
正直に喜び
動きます。

しかし、
歳を取れば取るほど

激しく
極端なものが
強くなります。

陽が上に逃げて
陰が下に行き
身体の中で
陰陽が分離しています。

命とは
陰陽が
引っ張り合う力です。

陰陽が
合一すると
長生きします。

陰陽が
分離してしまうと
人間は死んでしまいます。

今回は
純陽と陰陽合一について
お伝えいたします。

***

純陽とは
陽が極めて強い
ことを指します。

中医学では
小さな子供は
純陽といい、
陽の塊と
考えています。

まさに
保育園の子供達は
純陽の塊ですね。

まぶしいーーー!!

あのように
ありたい!!


そして私は
結構本気で
そう思っています。

なぜなら
気功の根本原理は
「元に戻る」
だからです。

盛鶴延先生は
こうおっしゃっています。

気功には
たくさんの流派が
ありますが、

基本的な考え方は
1つです。

「元に戻る」

「元のいい状態に戻る」

です。

私達はみんな
生まれた時は
純陽の状態でしたが

歳を取るに従い
徐々に
陰と陽が分かれて
しまっています。

気功の目的は

その分離した
陰陽を合一することです。


血圧の高い方、
糖尿病の方などは

上半身に
陽の気が
上がっています。

そういう方は
下半身、
足が冷えています。

前立腺の病気、
おしっこが
漏れる方なども

全て
下半身が弱っています。

若い方でも
下半身が弱い方が
多いですね。

そのまま立つ、
正座するということが
足りないのです。

現代は
運動する方は
多いのですが、

站桩(たんとう)をする、
瞑想をする方は
あまり
多くありません。

健康になりたかったら、
上半身に
気が上がることをしないで、

下半身に
気を沈めることです。

歳を取ると
頑固になるとか

好き嫌いが
激しくなるとか

そういう言葉を
よく聞きますが、

それは
決して年のせいではなく
陰陽が分離が引き起こす
現象の1つかもな
と思っています。

そして、
年を重ねながらも

どんどん
子供に戻り
純陽の状態に戻っていく。

無邪気になっていく。

そういう道もある。
そう思っています。

もちろん、
その道は
簡単ではないですが、

道がある、
方法がある
と思えるのは
とても
明るい気持ちになります。

そのためには
気功を、

そして
陰陽合一を、

日々、
練習しないと
いけないとは
思いますが、

あのベビーカーに
わさわさと乗った
キラキラの
子供達を
見習い

練習していきたいな
と思っています。


純陽。

目指すぞ!

では、また!

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