楽しむ貯金術で、貯金体質になろう!
こんにちは。基弘会編集部デスクの山本です。
突然ですが皆さんは、貯金をしていますか?
わたしの周りでも「なにかと出費がかさんでなかなか貯金できない」と悩んでいる人も多く、同じように悩んでいる人は多いのかな?と感じています。
実は、私は趣味のひとつが「貯金」です。
私はお金を運用して増やすような投資の知識はまるでなく、あくまで自身の趣味や娯楽に費やすために地道にコツコツと貯めるだけのものですが、その「コツコツ貯める」作業がなんとも楽しく、今までいろんな貯金方法を実践しては成功したり失敗したりしてきました。
そこで、今回は私が実践した楽しく貯金する方法について、お話していきたいと思います。
まずは目的と目標金額を決める
そもそもお金は「有効に使うため」のものなので、貯金そのものが目的ではありません。
なので、まずは貯金を始めるにあたって、貯める目的は何のためか、その目的を達成するにはいくら必要か、を明確にしておくのが良いです。
何故かというと、ただ貯金をするだけでは、一時的に貯金ができたように見えても、何かが必要になった時にすぐそのお金を使ってしまって、最終的には手元に残らずに、貯金が出来たという実感が持てないからです。
また貯金をするときの最大のポイントは、「無理をしない」ことです。
自分の月々の収入から貯蓄に回す割合は10~30%が望ましいとされていますが、無理をして最初から30%も貯蓄に回してしまうと生活がしんどくなり、予定通りに貯蓄にお金を回せなくなってしまいます。まずは収入の10%程度から無理なく始めてみましょう。
例えば、月の手取りが18万円という場合、10%といえば1万8,000円程度ということになりますね。
仮に、貯金の目的を「1泊2日の温泉旅行」で、目標金額を「2名分の宿泊・交通費で7万円」にすると、70,000円÷18,000円=3.8か月で貯められる計算になります。
このように貯金の始まりと終わりを明確にし、目的と目標金額を設定する癖をつけることで、「確実に貯める」トレーニングになります。頑張った達成感も感じやすく、これからの貯金が楽しくなります。
いつもなかなか貯金が出来ない、と悩んでいる方は、まずは少額の目標からスタートしてみてください。
基本は現金で貯めること
様々な貯金の方法がありますが、ベーシックな方法は「封筒貯金」です。
最近はキャッシュレスが進み、私もすっかり現金を持ち歩くことをやめてしまいましたが、それでも毎月のお給料が入るとまずは銀行に行ってお金をおろしたり、引き落とし口座にお金を入金する作業があります。
その時に、「貯金の分」も一緒におろして、それを封筒に入れて目標金額が貯まるまでは旦那さんにも見つからない秘密の隠し場所に、そっとしまい込んでいます。
キャッシュレスでの買い物が癖づくとどうしても散財しがち。
なので、ちゃんと「通帳に記載されている数字は、大切なお金なんだ」ということを認識するためにも、あえて現金を取り扱う場面を生活ルーティンの中に残しておくのも、使い過ぎを防ぐ一つの方法でもあります。
貯金をもっと楽しめる「貯金箱」
最近は色んな「貯金箱」が売られているので、まずは自分のお気に入りの商品を見つけて、貯金する行動をより楽しくするのもおすすめです。
私が実際に使った商品をいくつかご紹介します。
まずはカレンダータイプの貯金箱。
アルタ 17万円貯まる 貯金カレンダー 2021
これはカレンダーに毎日の指定の金額が記載されていて、その指示通りにお金を入れていけば、1年後に17万円が貯まっている!というコンセプト。
金額の指示は10円の日もあれば1500円の日などもあり、時々入れるお金が足りない…これは借金だ…なんて自分に言い訳しながらせっせと入れていくのですが、それがまた楽しい作業だったりします。
こちらはカウントバンクという貯金箱。
投入口にセンサーがついていて、今どれだけ貯まっているかを一目瞭然で見せてくれる貯金箱です。シンプルですが、どんどん増えていく金額にモチベーションが上がりました。
またこちらはとってもスタンダードですが100円均一で売っている
「10万円貯まる貯金箱」。
非常に安価ですし、最近はとってもおしゃれなデザインも多く、なにより缶切りを使わないと開けられないので途中で挫折しにくかったです。
このように数ある商品の中からまずは自分が楽しめそうな一品を探してみるのも良いでしょう。
ただ、コインでの貯金箱は開封後の処理がちょっと面倒です。
そこでお勧めなのは「お札貯金箱」!
最近は100円均一でも手に入る「お札貯金箱」、ご存知でしょうか。
お札になると1回に入れる金額も大きくなるので、開封したときの達成感も半端ないですし、面倒な両替作業も必要なし。
少額のコインで貯金箱にお金を入れるという癖がついたら、このお札貯金箱にもチャレンジしてみては?
「ポイ活」しすぎにはご用心
最近よく耳にする「ポイ活」。
買い物をするときに付与されるポイントを上手に活用する行動の事ですね。
楽天ポイント、Dポイント、Tポイント、Pontaポイント、マイナポイント…たくさんあるポイント制度。皆さんはどのように活用されているのでしょうか。
やはりとてもお得な制度なのでぜひ活用していきたい「ポイント」ですが、「ポイ活」をする上でひとつだけ意識したいことがあります。
それは、「ポイント」にとらわれすぎないこと!
例えば私の場合、日用品は某W薬局で、それも月曜日に購入するようにしています。
なぜかというと、その薬局では月曜日のお買い物が「Tポイント2倍」というお得な日だからです。
しかし、お得なポイントがたくさん貰えることに気を向けすぎると、ついつい必要以上の買い物をしてしまい、結果、支払金額が増えてしまうこともあります。
なので、ポイントに囚われてすぎるのも考えものだなぁと、いつもお買い物の後につくづく反省するのです。
ですから「ポイント」をもらうために買い物をする、なんてことにならないよう、ポイ活はほどほどに、が良さそうです。
老後に向けて貯金体質になろう♪
以前暮らしのふふふにも寄稿頂いた「老後2000万は必要か?」という記事にもわかりやすく書かれていますが、自分の老後に必要な金額を把握することが老後資金を準備する第一歩です。
そのためにも早いうちに「貯金できる体質」作りをして、老後に向けて貯金を始めてみてはいかがでしょうか。
ぜひ皆様の貯金の工夫など、教えて頂ければ嬉しいです!
Text by 山本(基弘会編集部デスク)
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