気功治療の効果とは何か?
「気功治療で病気が治るのはなぜか?」
「気功治療の効果で奇跡は起きるのか?」
そういった疑問にお答えします。世間では、難病専門の気功治療や「私の気は奇跡を起こす気です」など、色々な宣伝が飛び交っています。
肩こりや腰痛と違って、大きな病気は命に関わります。気功治療は、自分の命を預けられるほど信頼できるものなのでしょうか。
この記事を書いている私は気功歴12年です。長年の経験を元に執筆します。
気功治療の効果とは何か?
気功治療の効果は、自分で気功を行った時と同じです。気という波動の力で毛細血管が広がり、血液の流れが良くなります。
血液の流れが良くなると、体の隅々まで酸素と栄養が運ばれます。そのことにより、体調不良が治ります。
今まで酸素と栄養が行き届いていなかったところに、酸素と栄養が届くようになるので、その結果として病気が治ります。
ですので、気の力で治るわけではないです。気は血流を良くしてくれますが、病気を治す力はありません。
ですから、気功師の気を受けても、効果のほどは、自分で気功を行った時と変わりません。治るか治らないかは、結局のところ本人の免疫力、自然治癒力次第となります。
難病が治ることもありますが稀です。商売ですから仕方がないかもしれませんが、過剰に宣伝するから、気功が怪しいと言われてしまうのだと思います。
話を戻しまして、その他にも、気功治療には副交感神経を優位にする効果があります。副交感神経が優位になると、痛みが抑まったり、精神状態が落ち着きます。
そして、ストレスなどで高ぶっている交感神経を鎮めます。その結果、自律神経のバランスが整うので、免疫力や自然治癒力が上がります。
また、気功を習慣として続けると、気道が太くなります。毛細血管も太くなり、本数も増えます。
そのことにより、気と血液のバランスが変わるので、精神状態が変わります。落ち着きが出てきます。
血流も根底から良くなるので、体質も改善されます。
他には、「気が分かるようになる」という効果もあります。これが気功を行った時の効果であり、気功治療を受けた時の効果です。
他の記事でも書きましたが、気功治療の効果は、現代の医療や薬には敵いません。病気になったらまずは病院です。
そして余裕があるのなら、免疫力の向上として「気功も利用してみる」というのが正解です。気功治療が癌などの難病に、効かないというわけではないです。
病院で治らなかった病気が治ることもあるので、試してみる価値はあります。試してみる価値はありますが、効果のほどは本当に人それぞれなので、あてにはできません。
気功治療の効果は誰がやっても同じ
「だれだれ先生の気が病気に効く」という口コミもありますが、関係ありません。みんな一緒です。
難病専用の気功治療という商品もよく見かけますが、そんなものはありません。そもそも、気に病気を治す力はありません。
気には、毛細血管を広げる働きがあります。そのため、血流が良くなり自然治癒力が上がります。その結果、病気が治ります。
ですので、気の力で病気が治るわけではないです。治るかどうかは、結局のところ本人の免疫力次第です。
気には念がのるので、悪い考えで気を送れば、悪い気になってしまいます。しかし、そうでもない限り、波動は波動です。
血縁関係があると波動が似ているので、心地良いというのはあります。けれども、誰かの気が、特別治療効果が高いというのはありません。
また、人それぞれ波動が違います。ですので、10年以上気功をやっている私でも、長い時間他人の気を受けていると、体調が悪くなります。
これは、人から気を送ってもらうよりも、自分で気功を行った方が良い理由の一つです。
気功師は長年の気功の練習で、体から出る気の量が多いです。そして、相手の気が滞っている場所が分かるので、気が足りていない箇所に的確に気を送って、気の流れを良くさせることができます。
しかしこれは、練習すれば、自分でもできるようになります。自分以外の人の気が分かるようになるには、長い時間の練習が必要です。
けれども、自分の気が分かるようになるのは、それほど難しい事ではありません。自分の気が分かるようになれば、自分の気で自分を満たすことができるようになります。
一年気功を続けたら、10分で自分の気道を気で満たすことができるようになります。初心者の方でも時間をかければ、自分の気道を自分の気で満たすことができます。
自分でできるようになってしまえば、毎日、自分で自分に気功治療ができます。お金もかかりません。
私は気功の一番良いところは、徐々に気道と毛細血管が太くなっていくことだと思います。つまり、体質や精神面が根底から改善されていくことです。
これは、毎日コツコツと続けなければ表れない効果です。なぜなら、気道は中々太くならないですし、毛細血管もすぐには太くならないからです。
だからこそ、気はたまに人から送ってもらうのではなく、自分で気功を覚えて、毎日自分で行うのが良いのです。
また、気道を一気に太くしようと無理をすると、気道が炎症を起こしたり破れます。ですので、気功を無理して行うと、逆に体調不良になります。
健康法も、やり過ぎると逆効果を招くということです。
繰り返しになりますが、気功治療の効果は、誰がやっても同じです。なぜなら、気はただの波動であり、そもそも気には、病気を治す力がないからです。
少し気功治療を悪い様に書いてしまいました。けれども、気功治療は、自分で気功をやりたくない方や、気功ができない状況の方に有効です。
まとめ【気功治療の効果とは何か】
気功治療の効果は、自分で気功を行った時と同じです。気は毛細血管を広げますので、血流が良くなります。
血流が良くなることにより、免疫力が上がり体調不良が治ります。本人の自然治癒力が上がることで、体調不良が改善します。
ですので、気そのものには病気を治す力はありません。
気功治療の効果は、現代の医療や薬の効果には敵いません。気功治療を試すにしても、その前に、まずは病院で見てもらうことが先決です。
気で体調が改善するのは、血流が良くなるからです。血流が改善することで、今まで酸素と栄養が届いていなかった箇所に、酸素と栄養が届くようになるからです。
気に病気を治す力はありません。ですので、「難病に効く気」「気の質が病気を治すのに適している」などはありません。
気の出る量や相性の違いはありますが、誰かの気が特別治療効果が高いというのはありません。
また、人それぞれ波動が違います。一番心地が良いのは、当然自分の波動です。
気は手から一番多く出ていくので、手を向かい合わせたり、手を体に向けるだけで気功となります。
それだけで、外に出ていく気の量が減り、体内の気道の圧力が高まって、気道が拡張されるからです。
初心者の方でも、時間をかければ、気道が気で満たされます。
自分が一番心地良く感じる気は自分の気です。ですので、可能であれば、人から気を送ってもらうのではなく、自分で気功を行い、自分の気で自分を満たすのが一番良いです。
気功を続けていると、体内で作られる気の量が増えます。気道が太くなったり、気に敏感になることで、体内で作られる気の量が増えるからです。
続けていると、気功師と同じように、短時間で自分を気で満たすことができるようになります。
気功の効果で、体質が改善したり性格が変わります。それは、毛細血管や気道が太くなり、血液と気のバランスが変わるからです。
根底から体質を改善するには、毎日コツコツと気功を行う必要があります。ですので、気功治療も一回で劇的な効果が出ることは稀です。
何回か受けてみなくては、気功治療の効果は実感できません。また、気功治療は、自分で気功をやりたくない人や、自分でできない状況の人に有効です。
有料記事 ・気功のやり方【独学】初心者から極めるまで