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気を感じる力を高める方法【気功】

気を感じる感覚のことを、気感と言います。気功をやっていたら、「気を感じる力を高めたい」「高める方法を知りたい」と思うのは当然のことです。

気を感じることでさらに体内で気が作られます。ですので、気感が磨かれていると、効率よく気功が行えます。

また、気が分からないと、気功を行っていても楽しくないと思います。気功治療を行うにも、気が分からないと相手の不調の場所が分かりません。

「気を感じられるようになりたい」という方は多いと思います。この記事では、「気を感じる力を高める方法」について執筆します。

気を感じる力を高める方法【気功】

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気感を高めるには、気功を繰り返し行って体で覚えるのが、一番簡単な方法です。瞑想や呼吸法よりも、気功を行う方が、簡単に気を感じられるようになります。

なぜなら、気を一番感じやすい箇所は手のひらです。そして、手を使って気を高めるのが気功だからです。

練習して何も感じなかったとしても、感じる感覚は磨かれています。ある日突然、分かるようになります。

「これか!」と感激していただけると思います。できなかった事ができるようになるのは嬉しいことです。

気は神経と右脳で感じます。繰り返し練習を行うことで、神経と右脳が気に敏感になっていきます。

時間はかかりますが、少しづつ分かるようになっていきます。手のひらは神経が多いので、手のひらで気を感じるのは比較的簡単です。

スポーツや芸術関係など、右脳を使うことをやってきた人は、すぐに気を感じられるようになる人も多いです。

遅い人でも、1週間以内には気を感じられるようになります。右脳で感じるわけですから、左脳を休めれば右脳が活性化するので、気を感じやすくなります。


また、脳の血液が少なくなると右脳が活性化するので、気を感じやすくなります。このあたりでお気づきだと思いますが、運動と同じで、気功も右脳で行います。

ですので、気功を行うと右脳が発達します。そして、体の血流が良くなる分、脳の血液が少なくなります。そのため、気功の上級者には少し変わっている人が多いです。

ですので、「運動をやり過ぎると脳も筋肉になってしまう」「気功をやり過ぎると馬と鹿になる」というのは、あながち外れではありません。

そう言われると少し怖くなるかもしれませんが、並行して勉強もすれば、左脳と右脳がバランスよく働くようになります。

気功などの右脳を使うことを趣味にすると、考え過ぎない、お気楽な人になれるという事でもあります。


気功の練習中に考えごとをすると、脳に血液が上がって左脳が働いてしまいます。左脳が働くと右脳が弱まるので、気を感じる感覚が鈍ります。

感覚に集中することで右脳が活性化し、左脳が弱まります。ですので、感覚に集中することで、余計な考えごと、雑念が消えやすくなります。


また、気をイメージすると、右脳が活性化するので気を感じやすくなります。
気は目に見えないので、イメージすることが大切です。

練習を重ねると、気も見えるようになります。どの程度見えるようになるかは人それぞれです。私はいつも見えるわけではないですが、気功をやっている時は見えます。

しかし、初めのうちは気は目に見えないですから、イメージすることが大切です。気はあると思わないとありません。イメージしないと感じられません。


目に見えないものをイメージをすることは、初めは簡単ではないです。けれども、続けていくうちに上達していくので大丈夫です。

何でも練習です。練習さえすれば何でも上達できます。繰り返しになりますが、気を感じる力を高める方法は、気功を繰り返し練習することです。

たとえ感じなかったとしても、感じる力は上がっています。いつか感じられる日が来ます。

気の感覚とは何か?【気功】

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気の感覚とは、気を感じた時の感覚のことを指します。感じ方は人それぞれであり、気の出る量や、気を感じる感覚のレベルにもよります。

気功を行っている時の、手のひらが受ける感覚について記します。

①:暖かい・ふわふわする

②:ビリビリする・少し圧力を感じる

③:ハッキリと圧力を感じる・反発力を感じる

④:ずっしりと重い・圧力が強くて手を動かしづらい

⑤:高速で振動しているのを感じる

気功を続けていくと、このような段階で感覚が変わっていきます。


手のひらが受けている圧力は、自分の体内の気道が受けている圧力でもあります。ですので、手のひらが受けている圧力が、行っている気功の効果の高さです。

そのため、気が分かるようになると、どの気功法が効果が高いか、自分で分かるようになります。

少しややこしいのですが、気の感覚というのは、実際には気の圧力を直接感じている訳ではありません。

気によって毛細血管が押し広げられる、その感覚を感じ取っているのです。人間は、気の感覚を直接感じることはできません。

気の影響による毛細血管の変化という形でしか、気を感じることができません。ですので、正確に言いますと気の感覚とは、毛細血管の変化の感覚のことです。


毛細血管の変化をどうやって感じているかというと、皮膚感覚の触覚を使って感じています。

皮膚感覚を感知するセンサーの受容器が刺激を受け取ると、電気的な信号に変換して、神経から脊髄、そして脳へと伝えていきます。

ですので、皮膚感覚の触覚を鍛えることで、気を感じられるようになります。

気を感じるようになりたい箇所を指でなぞると、皮膚が敏感になります。指でなぞる事も、気を感じる力を高める練習になります。

気功の達人というと、「なんだか普通の人にはない第六感を持っている人」そういったイメージがあると思います。

しかし、実際には誰もが持っている、皮膚感覚が発達している人のことです。発達させた皮膚感覚で、気の影響による毛細血管の変化を感じとっているのです。


この世のものはすべて振動・波動でできています。そして、振動・波動を発しています。動物も植物も幽霊も、波動を発しています。

幽霊の存在を感じたり見えたりするのも、皮膚感覚が発達しているからです。「見えるのは視覚じゃないのか?」と思いますが、皮膚感覚なのです。

皮膚感覚が捉えた情報を元に、自分の脳が作りだした映像を見ているのです。他にも、相手の喜怒哀楽が分かるのは、相手の脳の電気信号という波動が伝わってくるからです。

ですから、霊能力という超能力みたいな力は存在しないです。霊能力者と名乗る人は、勘違いしてしまっているか、人を騙しているかです。


何もないように見える空間にも、粒子という物質がギッシリつまっています。すべてのものが振動・波動を発しており、空間の粒子が振動することで、その振動・波動が伝わってきます。

振動・波動には情報がのります。波動を通して、遠くにいる人のことも、限られた範囲でですが分かります。

波動を感じるのに距離は関係なく、海外の人とも繋がれます。この辺のことを理解すれば、スピリチュアル的なことに惑わされないと思います。

「気の感覚とは何か?」の結論です。気の感覚とは、気の影響で毛細血管が変化する感覚です。

その感覚は、皮膚感覚の触覚で感じます。

まとめ【気を感じる力を高める方法】

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気を感じるには、気功の練習を繰り返し行うのが一番です。何も感じなくても、感じる力は上がっています。

ある日突然、分かるようになります。諦めずに継続することが大切です。どこで気を感じるかといいますと、神経と右脳で感じます。

気功を行っている時に考えごとをしてしまうと、血液が頭に上がってしまいます。血液が頭に上がって左脳が働いてしまうと、右脳が弱まってしまうので気感が鈍ります。

右脳を活性化するには、感覚に集中することと、気をイメージすることです。気は目に見えないので、イメージすることが大切です。

気を一番感じやすい箇所は、神経が多い手のひらです。また、気功を行っている時に、手のひらで受ける気の圧力が、体内の気道が受けている圧力でもあります。

要するに、手のひらが受ける圧力が、行っている気功の効果の高さでもあります。気が分かるようになると、どの気功法が効果が高いか、自分で分かるようになります。


気を感じるときに使っている感覚は、皮膚感覚の触感です。気は毛細血管を広げます。毛細血管の変化を、皮膚感覚の触感で感じたものが気の感覚です。

ですので、気を感じる感覚は、第六感などではなく、はじめから誰にでも備わっている感覚です。人それぞれ上達のスピードに差はありますが、練習すれば誰でも気を感じられるようになります。

何事も「継続は力なり」で、継続に勝る練習方法はありません。諦めない限り徐々に上達します。継続すれば誰もが上級者になれます。

気功の上達には、焦らず無理のない範囲で、毎日コツコツと練習することが大切です。

有料記事 ・気功のやり方【独学】初心者から極めるまで

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気功師のまこと
最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^人^)  感謝致します。