遠隔気功のやり方
遠隔気功のやり方を解説します。遠隔気功や気功治療というのは、気が分かるようになると、自然と理解できるようになります。
逆に、気が分からないと、説明されてもイマイチ理解できないと思います。けれども、面白いと思ってもらえるかもしれないので解説します。
この記事を書いている私は、気功歴12年です。経験にもとづき執筆します。
遠隔気功のやり方
①:相手をイメージで作り出す
②:気の流れが悪い箇所を探す
③:気を送る
④:相手との繋がりを切る
順番に解説していきます。
①:相手をイメージで作り出す
写真・名前・生年月日・声などを元に、気を送りたい相手をイメージします。誰かをイメージすると、念で目の前にイメージした相手が作られます。
これは、実は誰もができることで、感じるか感じないかの差です。エネルギー体、アストラル体、霊体、幽霊と呼ばれるものです。
陰陽道でいう式神です。いきなり訳が分からないと思いますが、イメージで作り出したエネルギー体に気を送ると、遠く離れている本人にも影響があります。
エネルギー体と本人が繋がっているからです。自分がイメージで作りだした相手のエネルギー体は、相手本人そのものです。
ですので、可能な範囲でですが、遠く離れた相手に影響を与えることができます。
これはつまり、普段、私達が相手の実物だと思って見ているものも、じつは実物ではなく、自分が作りだしたものを見ているということです。
人間は何かを見たとき、自分の感覚器官が情報を受け取って、それを元に脳が作りだした映像を見ているということです。
人は自分の脳が作り出す世界の中に生きていて、自分の感覚器官を通してでしか、この世界を感じられません。実際には、世界がどうなっているのかは分かりません。
ややこしいのですが、イメージで作った相手も、実物だと思っている相手も、実は両方とも自分が作り出したものなので、可能な範囲で操作ができるということです。
②:気の流れが悪い箇所を探す
作り出したエネルギー体から、気の流れが悪いところを探します。探すと言いましても、相手を意識して繋がると、勝手にエネルギー体の波動が自分の体に入ってきます。
ですので、自分の体を通して、どこが不調なのか分かります。相手と念で繋がると、相手の体が自分の体のことように分かります。
③:気を送る
気の流れが悪いところや、気が足りていない箇所に手をかざして気を送ります。気を送ることで、相手の気の流れを良くします。
気を送る時に、手を回す方法もあります。右回りで回す人もいれば、左回りで回す人もいます。
そのことからも分かる通り、手を回すのはイメージしやすくするために回しているだけですので、回さなくても気は送れます。
気の流れが悪いところに流れている気は悪い気で、邪気だと考える人もいます。そう考える人は、悪い気を手のひらで吸い取って捨てて、新しい気を入れます。
気に関しては、まだまだ良く分からないことが多いのですが、体調の悪い人に悪い気が流れていたら、病院などは逆パワースポットになってしまいます。
患者さんと関わる人が、次々と体調不良になってしまいます。でも実際には、そんなことがないのを見て分かる通り、邪気が流れていて体調が悪いのではないです。
気の流れが滞っているから、もしくは気が足りないことが原因となって、体調不良を起こしているのです。
ですから、私は邪気というのは、実際には存在しないと考えています。
④:相手との繋がりを切る
人でも木でも、それぞれ波動が違います。ですので、ずっと相手と繋がっていると、自分の体調が悪くなります。
気の量や強さに自信がある人でも、ずっと繋がっているのは良くありません。そのため、施術が終わったら、手をチョキにしてハサミで切るように空間を切ったり、手刀で空間をサッと切ります。
ここでも大事なのはイメージです。空間を切るイメージをして、繋がりを切ります。
以上で終わりです。
・遠隔気功の効果
遠隔気功の効果は、基本的に対面での気功治療よりも低くなります。
しかし、上に書いたような方法で、しっかりと相手のエネルギー体の気を感じながら気を送れれば、対面での気功治療と同等の効果を出せます。
効果のほどは、自分で気功を行って、体内の気道を気でいっぱいにした時と同じ効果です。血流が良くなり、体が元気になってやる気が湧いてきます。
痛みが取れたり、その場で体調不良が治ることもあります。普段、血流が悪くて酸素と栄養が届いていなかった箇所に栄養が届くようになるからです。
しかし、本来気功は、毎日続けることで徐々に気道や毛細血管を太くして、体質そのものを改善するものです。そのため、一回や二回ではあまり効果がありません。
自分で気功を行って、自分の気道を自分の気で満たすことは、それほど難しくありません。
ですので、健康の為に気功を試してみようと思ったら、人から気を送ってもらうのではなく、自分で気功を行うことを私はおすすめしています。
一度覚えてしまえば、毎日無料で自分に気功治療ができます。コツコツと気道と毛細血管を育てていくと、体力と精神力がかなり向上します。
その他の遠隔気功のやり方
遠隔気功は人によってやり方が違います。先に解説した方法とは異なる手法を紹介します。
・写真を使う
遠くの人に気を送るには、相手をイメージしなくてはいけません。一番相手をイメージしやすいのは、写真を使う方法です。
イメージで作ったエネルギー体を感じるには、トップレベルの気感が必要になります。
ですので、写真を相手本人だと思って、写真に手をかざして相手の気を感じたり、気を送るほうが簡単です。
実際に会ったことのある相手は、イメージしやすいです。上達すると、会ったことも顔を見たこともない相手とも繋がれるようになります。
電話で声を聞いたり、もしくは、相手の本名と生年月日を教えてもらうだけでも、相手と繋がれるようになります。
一番繋がりやすいのは、血縁関係がある相手です。
ですので、初めは家族の写真に手をかざしてみて、気を感じられるか試してみるのが良いです。気を感じられなくても、感じようとすることで、気感は磨かれます。
けれども、気を感じられなかったら、面白くなくて続かないと思います。ですので、うまく気を感じられないときは、簡単な練習にレベルダウンします。
・相手の気を感じずに気を送る
祈りは通じるというのが、科学的に証明されています。ですので、何も練習したことがない人でも、誰かをイメージして「体調が良くなりますように」と祈ると、相手に良い効果が出ます。
そのため、誰でも遠隔気功ができるというのは、間違いではありません。遠隔気功が飽和しているのは、この為だと思われます。
実際には、遠隔でしっかりと気を送れる人は少ないです。気を受けてみたいのであれば、直接対面で気を受けることをおすすめします。
対面で気を送るのは簡単です。さらに、相手の気がまったく感じられない人でも、かなりの効果を出せます。
いまいち気を分かっていない先生がいるのは、この為だと思います。しかし、結果は出ています。
気道は全身繋がっているので、気は全身を駆け巡ります。ですので、気を送る箇所が多少ズレていても、治ってしまうのです。
気を送るイメージがしにくい場合は、相手の体に手を置いてしまうのも一つの方法です。レイキでは、相手に直接手を触れて気を流します。
触れない方がたくさん気が出ますが、触れても出るので特に問題はありません。気を誰かに送ってみるのも、良い練習になります。
「気功の独学は危険」または、「他人に気を送るのは危険」と言いますが、それは上級者の話です。
私みたいに長年気功をやっていると、手からたくさん気が出ます。気が分からない人でも暖かい風が出てると感じるほどです。ですので、上級者の人が相手に気を送るときには注意が必要です。
けれども、長年やっていると自然と加減ができるようになります。心配はいりません。
「たっぷり気を流して、一気に体調を改善してください」というのは無理です。気道は中々広がらない固いものであるうえに、無理をすると破れてしまうからです。
ですので、私が誰かに気を送っても、短い時間で相手の気道を満たしてあげる事ができるだけです。
効果のほどは、相手が自分で気功を行ったときと変わりません。
まとめ【遠隔気功のやり方】
遠隔気功というのは、嘘ではなく実際に可能なことです。しかし、簡単なことではないので、高い効果を発揮できる人は少ないです。
可能であれば、直接対面で気を受けるのが良いです。その方が、高い効果を期待できます。
気は人それぞれ波動が違うので、できれば自分で気功を行って、自分の気で自分を満たしてあげるのが良いです。
遠隔気功や気功治療は、自分で気功をやりたくない人や、体が悪くてできない人に有効です。