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はじめての吉方位旅行〜冒険の旅にでかけよう編〜


こんにちは♪KIKOです。
先日生まれて初めての吉方位旅行に行って来ました。

行く前に「こんなの効果あるのかな?」とボヤきながら綴った文章はこちら。

この記事では後編として、実際に人生初の吉方位旅行に行ってみて、私が得たものについて書いてみます。


吉方位旅行についての概要

今回の吉方位旅行で実現したいことはこんな感じです。

1)自分にとっての吉方位へ、1人で行くこと
2)吉日の吉時間に、吉方位に滞在することを目的とする
3)滞在場所が100km以上離れているとGood
4)温泉に入る
5)その土地のものを食べる
6)自分と自分の大切な人にお土産を買ってくる

初めてということもあり、西企画式なスタンダードを大切に、必要な条件を満たすように計画を立てたつもりです。
(正直言って普通の楽しい旅行とは全然違って、型式にこだわりすぎたため、出発前には上記に紹介したぼやきが発生した模様です…でも初体験は型を大切にしてみたかった!)

日程

2024年は三碧木気の年。
月盤・日盤ともに三碧になる4月11日の、吉時間(9:00〜11:00)に吉方位に滞在することを目的としました。
というわけで、出発は4月10日で、帰着は4月11日の1泊旅です。

場所

七赤金星の私にとって、4月の吉方位は北東と南東。
今回は自宅のある神奈川県からみて、北東に位置する茨城県を目指して出かけました。
吉方位旅行で理想とされているのは100km以上離れている場所なので、その条件もクリア。

またそれなりに移動のハードルが高い方が効果があるという話も聞くので、1人で車を運転して出かけることに。
(茨城県内の行きたいところが、車がないと回りきれないという理由もあります)

そして初めての吉方位旅行ということもあり、また久々の一人旅が少し不安だったので、現地に住む古くからのフォロワーさんに会うことも目的として、一緒にランチする予定も入れてみました。

滞在場所

1日目は筑波研究学園都市で、フォロワーさんとランチ。
宿泊先は温泉のあるホテル。
2日目は桜川市にある雨引観音(観音様は三碧木気の運が高まる神様)、筑波山神社にお参り

得たもの、それは底力をランクアップさせること

初めての吉方位旅行を終えてみて、得た知見を一言で表すと、

旅はクリエイティブの極地!
自分の生きる力をバージョンアップするために、
吉方位旅行という冒険に出かけよう!

です。

理由は以下に述べますが、旅というものは自分と向き合い、自分の苦手をいやでも認識します。
また一人旅はトラブルがあったら自分でなんとかしなきゃいけないし、私にとっては本当に大冒険でした。

情報の海で溺れてない?

まず事前準備の話。
なんでも調べればだいたいのことは分かる便利な世の中ですが、それって逆に足枷になっているんじゃない?という知見を得ました。

茨城県に出かけようということはかなり前から決まっていたのですが、広大な茨城県のどこをメインの目的地とするかが全然決まらない。
それが決まらないと宿泊地も決まらない。

年明けから「やらなきゃ〜!調べなきゃ〜!」とは思うものの、リサーチ作業は全然進まず。
結局ホテルを予約したのは3月に入ってからでした。

その理由は…
私は「全部を知った上で、一番良さそうなものを選びたい」というタイプだったから。

観光地もホテルも食事場所も。
ネット上にあるすべてを調べて、そのうえで好みのものを選択しようとしていたわけです。
それはリサーチが進まないわけです。
だって茨城県全域について調べるなんて、かなりの広範囲すぎて難しいから。

またアンテナの感度不足もあったと思います。
吉方位の南東と北東、どちらに行くのかもなかなか決められなかったので、茨城県についてのリサーチのアンテナが働いていなかった。
(このアンテナとは、日々何気なく得ている情報の中から、今の自分に必要なものをピックアップする力のことを指しています)

「全部知った上で、一番良さそうなものを選びたい」という心理の裏には、「損をしたくない」という感情が隠れていると思います。
リサーチ不足で、自分が体験したものよりも、もっと優れたものが実はあったということを、あとから知りたくない。
だから広範囲を掘りたくなる。

でもこれって…実は何も損をしていないんですよね。
旅行中に考えたことですが、「もっと優れたもの」の情報に触れることがなければ、自分が体験してきたものが最上の想い出になるはず。
いや、情報に触れるだけなら、体験の方がずっと優れている。
だってこの目で見て、空気感を味わって、実際に経験しているわけだから。

なんでもかんでも、私は最上級を求めすぎているのではないか?
それって「できることをできるだけ」に反していて、運の道理に沿っていないのではないか?

もう50歳も目前。
そろそろ自分の能力の限界を認めて、分相応に生きた方が良いのではないか?という気持ちになりました。
(これはこちらの記事で書いた、「こよみの限定の力」にも似たものがあります)

いつもお客さまでいるとサバイバルできないよ

ふたつ目の知見は「旅はクリエイティブなもの。お客さま扱いではない貴重な体験」というもの。

昨年までは様々な事情で、本格的な吉方位旅行に出かけられていなかった私。
それでもできる範囲で吉方位旅行的なことをしようと、吉方位にある初めて行くカフェにでかけたこともありました。

これはこれで「できることをできるだけ」やった素晴らしい吉方位旅行だったわけですが。
今回1泊の旅行に行ってみて、「お客さんじゃない状態」を体験して解りました。

サバイバルな環境に身を置くことは、かなりの収穫があるし、成長を感じる

結局、新しいお店にチャレンジしても、それはお客さんとして出かけることになります。
そもそも今の世の中、「お客さん=対価を払って何かを得る」以外の経験て、そんなに多くないですよね。

新しい髪型にトライするのも
未見のジャンルの講座を受講するのも
激痛の足ツボマッサージにチャレンジするのも

サービスを受けるということは、対価を必要とする=お客さんなわけです。

でも旅って、特にいちからプランニングする一人旅って、とってもクリエイティブな冒険
ホテルも高速道路も対価を払うお客さんではありますが、全体を通してその旅に責任を持つのは自分1人しかいない

高速道路の分岐を間違っても
ホテルについて安心して寝落ちちゃって、晩ご飯がコンビニ弁当になっても
現地で急に思いついて雨引観音を訪れたら、筑波山神社で時間が足りなくなっても
全部自分の責任で解決しなくちゃならない。

でもこれが、ものすごく自由を感じました。
責任を取るから自由を得る。
よく聞く話ではありますが、これをリアルに実践できる(それも1泊2日という期間で)場面はそう多くない。

責任もって自由を満喫すると、自分がレベルアップしたような気になります。
「はじめてのお使い」という番組がありますが、お使いを終えてカメラに映る子どもたちの、恥ずかしそうで自信満々なドヤ顔。
きっと今の私も、そんな顔をしているんだと思います。

吉方位旅行の効能について

三つ目の知見については、事前にある程度予測していたことではありますが…

「吉方位旅行はプロジェクトを組み立てて遂行するチャレンジ」
というもの。

これはこちらの記事で詳しく書いたのですが…

吉方位旅行(もしくは凶方位に気をつけること)は運の補給の意味合いもあるが、それ以上に予定を立てスケジュールを遂行するための練習の場でもある。

私は手帳を使って日常生活を整えたり、やりたいことを実現すべく行動を計画するのが好きです。

手帳の使い方としては、こんな流れがあります。

・ウイッシュリストを作る
・ウイッシュを因数分解して、行動に落とし込む
・手帳を使って、計画を立てる
・手帳はウイッシュや目標を視覚的に表してくれるツールで、夢を叶える伴走をしてくれる存在

これを暦を絡めて考えてみると、もっと自走する労力を減らすことができるということに最近気がつきました!

・ウイッシュリストを作るのだって、九星という自分の特性を理解したら作りやすいし。
・因数分解する時も、「今年力をいれるジャンル」が示されるから、力点を置きやすいし。
・計画を実行するのは一番大変なことだけど、自分のやる気だけに頼らず、吉日をうまく使うことで運に背中を押してもらったりできるし。

そして、この一連の「ウイッシュ(やりたいこと)→因数分解→計画→実行」をミニマムに体験できるのが吉方位旅行なんだと思いました。

ほんとプロジェクトを組み立てて実行することって、経験がものをいう部分が大きい。
自分の不得手を認識したり。
当日までにやらなきゃいけないことを理解して計画を立てて、きちんと実行したり。
普段の自分の生活をしつつ、非日常のための準備をしたり。
これは実際に経験したからこそ、自分が上手にできない点がよく理解できました。

あと、計画を立てるスパンについても思うことが…
1日24時間の計画はみんな立てていると思う(何時に起きて何時に出かけて…とか)
1週間の計画もそれなりに立てている人が多いと思う。

でも年単位の計画って、なかなか手触りを持って感覚を掴める人って、そう多くないと思う。
今月の予定はリアルなものを立てられるのに、1年の予定になると急に実現不能な「絵に描いた餅」になっちゃう人が多い(私もそうです)。

吉方位旅行は長い人で半年くらいかけて準備するものだと思うので、日常生活よりも長いスパンでの計画立案実行を体験できるという意味で、とても良い訓練の機会だと思う。

おわりに

はじめての吉方位旅行に行って得た知見を、わたしになりにまとめてみました。

「吉方位旅行に行ったから運が良くなったです!」
とか言ってみたいですが、体感は全然ありません。
むしろ自分の至らなさを認識して、若干凹んでいるくらいです。

でも大冒険を得て、少しバージョンアップした私は、地に足のついた自信を得ることができたと思う。
自信って「私ってすごい!」と思うものではなくて、「私にはこんな不得手があるけど、それを攻略した上で、こんなことができます」というものなんじゃないかな。

行く前にボヤいていた記事とは全然雰囲気の違うことを言いますが、またぜひ吉方位旅行、行きたいです♪

次はもっといろいろとチャレンジしたいし、もっと1人で楽しめる冒険にしたいし、できるはず!



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KIKO(美舞瀬)
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