1週間の夏休み〜尿道閉塞再発しました
こんにちは。KIKOです。
先日よろこびいっぱいでこんな記事を書きました。
が、1週間後からまた尿道閉塞再発です…
ちゃんと尿が出ていたのは実質3日くらい?
そのあとはまた水流も細くなり、渾身の力を込めて排尿するので嘔吐&下痢も再発。
15日には完全に閉塞してしまったので、再びカテーテル生活に戻りました。
お世話をしてくれる人間へ、猫さんから1週間の夏休みをもらったんだと解釈しています。
今回分かったこと
突然治ったわけなので、また突然再発することもあるよなぁとは思っていたものの、1週間で完全に元に戻りまして…
今回分かったことは、やはり腰骨の中の括約筋につながる神経が、なんらかの形でダメージを受けているでしょうということ。
排尿という現象一つとっても、かなり体内では複雑な動きをしているんですよね。
よく猫のおしっこが出ないというと「結石が原因では?」とも言われるのですが…
我が家の息子猫くんは腎臓にも膀胱にも結石はあるんです。
5年ほど前には腎臓にある結石が尿管に詰まってしまい、入院して手術したこともあります。
兄妹揃って石のできやすい体質みたいです(汗)
膀胱にある石が原因で排尿困難なのかと思った時期もあるのですが、どうもそうではないみたいで(レントゲン検査の結果)。
やはり括約筋を緩めることが難しいようです。
これについては尿道拡張薬(ミニプレス)を引き続き使ってみたり、あと鍼灸も良いのかなと思っているので、中医学に強い病院にかかってみたいなと思っています。
困っていること
カテーテルが入っているのに、まあまあご機嫌に暮らせている我が家の息子猫くん。
カテーテルは細い糸で縫い付けるのが定番のようですが、常につけておくものだし、2週間に1回は付け替えるものなので、痛そうで…
主治医の先生が一生懸命考えてくれて、今はテープで固定する方法をとっています。
今1番困っていることは…膀胱内の結石が頻繁に尿道へ出てきてしまうこと。
カテーテルが入っているということは、膀胱の出口はいつも開き気味になっているわけで。
治療の効果で結石が小さくなってきたことも理由の一つなのですが、ちょっと息むだけで、石は膀胱の出口を突破して、コロコロと尿道へ…
そうすると彼は超頻尿症状になってしまいます。
ずっと息んでる!気になるんだろうねぇ。人間で言うところのひどい膀胱炎みたいな感じかしら?
で、出ないけど息み続けて、嘔吐して下痢して、しまいには血尿…(泣)
こうなると病院で追送といって、水流で尿道に出てきた結石を膀胱に戻す処置をしてもらいます。
これもカテーテル外さないといけないし、出てきたものを戻すわけなので雑菌を送り込む原因にもなるし…
なにより息み始めたらすぐ病院へ走らないといけないのがね…。
病院が開いていない場合は、息むと上に書いた症状が出てしまうので、ひたすら抱っこしています。
そんなことで効果あるの?と思われるでしょうけれど(笑)
足が付いていると息んじゃうので、お腹を上にして抱っこしていれば逆に息めない。
あと尿道の奥の方に石がある場合は、さほど気にならないみたいなので、お腹を上に抱っこしてお尻も上げ気味にしておくと、うまくいく時は石が奥の方へ移動してくれて、症状が少し軽減するんです。
他にも困難なことといえば、カテーテルを自分で抜いてしまわないように目が離せないとか、夜中も含めて3時おきの導尿が必要とか、色々と大変なことはありますが、これらは主に人間が大変なだけであって…
「結石コロコロ」は猫さんに多大なダメージがあるので、そうならないように便秘に気をつけるとか抗生物質はかかさず飲むとか、できる対処をするしかないかな…
今後のことを考える
尿道閉塞になった4月時点では、年末から引き続き体調が思わしくない状態で、体重も2.7キロくらいしかなく、手術は他の疾患との兼ね合いからあまりお勧めされていませんでした。
今思えば、昨年から続く嘔吐&下痢は排尿困難が原因だったのかも?
事実、カテーテルをつけて、人間がしっかりおしっこをシリンジで吸ってあげれば、嘔吐&下痢もほぼなく、腎不全の数値も改善してしたし、体重も3.8キロまで戻ってきました。
(猫さんのサイズで1キロの増量って、人間に換算すると半年で10キロの増加だからね。すごいっ!)
この夏で彼も16歳。
手術をして結石を除去し、排尿するための出口を作る処置をするのか…
鍼灸からのアプローチで尿道閉塞が改善するのか…
今のままトラブルが起きたら都度対処しながらカテーテル生活をするのか…
正直迷います。人間の場合もそうですが、医療は正解があまりないので、いつもいろんなパターンを考えて迷います。
今は鍼灸を試してみたい気持ちが大きいかな。
8月は私が超繁忙期で、大きい病院へ連れて行ってあげたりできないので…
中医学に力を入れている病院をわりと近所に見つけたので、そちらの予約を取ろうかと思っています。
おわりに
あ、ちなみに果樹園のお仕事へは、息子猫さんも連れて行きます。
自宅に置いておけないので。
実家にはここのところ、何度も練習として連れて行っていて、父母が孫(猫だけど)のために猫壱のソフトケージも買ってくれたので(笑)
実家のクーラーの効いた部屋で待っていてもらいます。
案外ドライブも実家も、興味津々で気に入っているようなので、そこは息子猫くんの適応力に大感謝です。
(病院終わりで夫と猫さんとドライブスルーに寄ると、大体可愛いー♪ってキャーキャー言われるのですが、もう車の中でめっちゃドヤ顔してて、思わず笑ってしまう)
16年間も癒しと生きる張り合いをくれた猫さんたちなので、具合が悪くてもできる限りのお世話をしてあげたいなと思っています。
(私の誕生日にほしい物リストから猫さんへチュールビッツを送ってくださった方々、ありがとうございました!
猫さんがお薬を飲むときに使わせていただきます)