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家庭中心な生活を前向きにとらえたいのに

無償労働、つまり家庭を守る専業主婦について最近いろいろと沼になるくらい考えてしまう。これは、専業主婦の方を否定している訳ではなく、(むしろ本当に私は尊敬している)私自身の気持ちの落としどころの問題。上手く処理できない、なんだかモヤモヤが残る心の問題。気分を害されてしまう方がいらしたら、ごめんなさい。文章だと冷たいトーンに響いてしまうかもしれないです。。

私は昨年の春に14年間続けた会社員生活から一旦離れてみた。新卒で入社した会社から3度転職し、産休育休も2回取得したけれど、会社員という立場を辞めたことはなかった。

フルタイムワ―ママ生活も7年目に入っていて、とにかく毎日疲れていた。当時の日記を読みかえすと、「とにかく一人の時間が欲しい」「ゆっくり本が読みたい」「昼まで寝ていたい」なんてことが何度も書いてある。

疲れていたのは体だけじゃなくて、結構深刻な度合いで心にもダメージがあった。家族にやつ当たりをしたり、精神的に不安定で日曜日はベットから出られなかったりもした。

もっと家族と過ごす時間を大事にしたい。3人目の子供が欲しい。私には、仕事と家庭の両立は出来ない。

そんな風にグルグルと悪循環に落ちている時に、3人目がお腹にきてくれた。

「もう、仕事辞めよう」

そう決めて、半ば事後報告で夫に報告して、会社を退職した。今振り返ると、我ながら突っ走りすぎた感満載だけれども。。

その後は夫の経営する会社を在宅で手伝いながら、無事に第三子も出産して、とっても幸せな時間を過ごしている。

そうなんだけども、今私を襲っているのは「無償労働」の恐怖である。自分の稼ぎがない、自分名義の通帳に振込がない、なんだかその辺に対してものすごくダークに感じてしまっている。夫の会社を手伝っていることも、結局は夫に収入を依存していることに変わりない。

働き方は会社員だけではないし、副業だってスモールビジネスだって自分次第でいつでも始められる。なんなら、自分から希望して退職しているはずなのに、ものすごい不安におそわれている。

子供との時間は格段に増えて、園へのお迎えは2時間以上早くなった。会社を辞めたいと悩んでいた頃に、理想的だと思っていた生活なのに。

自分の中でもこのモヤモヤの答えがまだ出ていなくて、しばらく考え続けてしまいそうな気がする。結局は隣の芝生が青く見えていて、他者からの評価を求めすぎなのだろうか…

「家族全員元気で楽しく毎日を過ごしていればOK!」と、本当は納得したいのだけれどね。


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