齢ほぼ80歳の衣装ケースから #13着目 謎の模様の軽くてあったかいコート
今日たっこちゃんの衣装ケースから出してきたのはウールのコート。
これまた素材表示タグが見当たらないけど、軽くて暖かく優しい風合いは100%間違いない!?
グレー地ではなく黒糸と白糸で織られたグレーに見える生地に赤・白・黒の模様が入っている。
黒と白の割合が1対2だったらもっと白っぽく、私の顔映りもよかったのになあ、残念だなあって、どうにもならないことを考えている。
いかにも昭和な襟も生地の柄も、なかなのとんがりようで、背がとても低いたっこちゃんが着こなすのは難しそうなコートだ。
「たっこちゃんのイメージちゃうけど、どこが気に入ったん?」
「生地がいいやん」
でた。いつもの決め台詞。
「柄も気にいってん。わたし派手好きやもん」それほど派手好きだとは思わないけど。
「38歳の時買ってん」
覚えてるの!?
ボタンも凝っている。
裏地や裾の縫製も綺麗。
ベルト通しがあるけど、ベルトそのものは見当たらない。
白や薄いピンクのマフラーを巻けば昭和な襟も隠れ、顔映りもよくなる。
そうやって着るかもしれない。
私が持っているコートよりずっとずっと軽くて暖かいから。