齢ほぼ80歳の衣装ケースから #8着目
今日たっこちゃんの衣装ケースから出してきたのはボリュームたっぷりのコート。
チェッカーフラッグみたいなのもたっこちゃんの昭和生地コレクションのひとつで、光沢があるベルベットみたいな生地。
生地に疎くて綿と麻とカシミアしか目利きできないので適当、なんとなくで言ってます。
あれ?これって鬼滅の刃の柄やん。
鬼滅コスチュームを作ったら上等なものができそうだ。作らないけど。
コートですけど1980年代後半くらいに買ったものだと思う。たっこちゃんがよく着ていたことを覚えている。
昭和や平成の初期にはよくあった勤務先の社員旅行や日帰り旅行、友人とのコマ劇場や新歌舞伎座での舞台観賞など、いろんな場所に着ていったって。
とんがった、いかにも昭和な肩のラインを、今風な自然な感じに直せたら私が着るかもしれない。
でも自分では直せないし、専門店お直しに出すとかなり高いからそのまんま。
たっこちゃんが着るならお直しに出してもいいけど、重いからもう着ないって。歳をとるにつれ肩が凝る重い服や重ね着は嫌みたい。
「着ーへんけど捨てへんで」
「ラムウールや」
「あんたが持ってるどの服より生地がいい」
でた、生地がいい。
表地は毛90%(ラムウール20%)、ナイロン10%
裏地がキュプラ。
「裏地がキュプラはいい服やねん」
そうなんや。気にしたことがなかった。
今後は裏地にも関心を持つことにしよう。
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