ネタバレいっぱい海神再読最終回 十三の謎まとめというか索引のようなものですおつかれさまでした!
●十三の謎言及箇所と関連する小見出しの場所をあげました。たくさんあるやつでは※が最も説明してます。
一)尚隆は何故、漉水の治水の裁可を下さなかったのか?
第四回 一章2.
第十三回 三章2.
第二十二回 五章2.
第二十三回 五章3.
第二十五回 五章5.
第二十六回 五章6.
第三十一回 七章1.
第三十七回 七章7.
第三十八回 八章1.※
二)尚隆は何故、宣戦布告に来た白沢を引き止めて時間を稼ごうとしなかったのか?
第二十二回 五章2.
三)斡由が元魁を幽閉したのはいつか。その頃斡由はどんな状況におかれていたか。その状況から推察される犯行の動機は何か?
第三十四回 七章4.
四)斡由が更夜示唆連続殺人を開始したのは、最大限で何年前か。その頃おきた斡由にとって重大な、ある事件とはなにか?そのことから推察される犯行の動機は何か?
第三十五回 七章5.
五)斡由は何故、八章2の絶体絶命の状況下で、人質である六太が自分のそばから離れていくのを放置したのか?
第三十九回 八章2前半※
関連小見出し)麒麟誘拐事件
第十六回 三章5
第二十回 四章4
第二十二回 五章2
第二十三回 五章3
第二十五回 五章5
第二十六回 五章6
第三十二回 七章2
第三十八回 八章1
第三十九回 八章2前半
六)尚隆は何故、なんのためにあの時点で斡由の前に現れたのか?
第四十回 八章2中盤
七)尚隆は何故、斡由にわざわざ太刀を渡して、自分だけ剣を納めて背中を向けてしまったのか?
第四十一回 八章2後半
八)尚隆は何故、「温情とやらを大盤振る舞いしてやる」だの「見張りを立てて自傷させぬように」などと言ったのか?
第四十一回 八章2後半
九)斡由は何故、尚隆のそのせりふを聞いた直後に、太刀を振りかざしたのか?
第四十一回 八章2後半
十)尚隆は何故、六太が悧角に斡由を攻撃させたことについて、礼もわびも言わなかったのか?
第四十三回 八章4.
十一)六太は何故、斡由の死の直後、血に病んだ症状を見せなかったのか?なぜ斡由を意識のある状態で殺害した尚隆に、しがみつくことができたのか?
第四十三回 八章4.※
関連小見出し)麒麟と血の穢れ
第十一回 二章5
第十五回 三章4
第十八回 四章2
第二十九回 六章3
第三十二回 七章2
第三十四回 七章7
十二)更夜は何故、大きいのが尚隆を攻撃するのを留めたのか?
第四十二回 八章3.
十三)尚隆は何故、斡由の乱の後で元号を白雉に変えたのか?その次の元号を大元としたのか?
第四十四回 終章
というわけで、これでほんとに終わりです。こんな長いものに最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ところどころお付き合いいただいだ方にも御礼申し上げます。
最後に申し上げたいこととして、海神はものっすごく面白いです。
で、斡由が薄っぺらな屑で尚隆が正義の味方な勧善懲悪時代劇もそれはそれで面白いのですが、それからはみ出すところ…なんで屑が荒廃と戦えたのかとか、小松をあんなふうに失った尚隆がすぐ雁の絶対正しい王になれるものなのかとか、なんで二人の過去が妙にシンクロしてるのかとか、いろいろ細かいことに着目して読むとそれはそれは面白いのです。
十ニ国記の新作が出ないなら、既存の作を二倍に読めばいいのだ。海神は二倍に読めますよ。
皆さん、再読しましょー!