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ネタバレいっぱい海神再読第十四回 三章3.赤索条の謎

あらすじ:尚隆の牧伯、驪媚も囚われていた。更夜は六太・驪媚・赤子に赤索条をかける。

●赤索条の謎

麒麟の力を封じる赤索条。使い方はこう。
・六太の額の角の箇所に白い石を当てる。
(六太は苦痛を感じる)
・石に赤い糸を渡して頭に結び押さえ、結び目に呪を唱える。
(苦痛はやみ、体の中に空洞ができた気がして麒麟の力が封じられた)
・赤子の首にも赤い糸を巻きつけ結んで呪を唱える。
・驪媚の額にも白い石が赤い糸で括られている。
(麒麟の角のように仙も額に第三の眼があるが、それを封じることで仙としての力を封じた)
・牢の外にも赤い糸を張る。
・誰かが赤い糸を切ると他のものの糸が締まって命を断ち切る。

麒麟と仙の力を封じるとともに、お互いを人質にして抵抗を封じる呪術。
更夜は何でこんな封印方法を知ってたんだろう? 天犬が側に居たからと更夜は言ったけど、言葉で教えるわけないし、やはりここは斡由が言い伝え?とか黄海文書?とかから調べてきたのを、大きいので試して(妖魔にも逆鱗?がある、とか言ってたし)手法を確立したとか?
人質に驪媚だけでなく赤子もしたのは王の臣の自己犠牲を警戒したからだよね。関係のない赤子を巻添えにはしないだろうと思ったんだろうな…更夜か、斡由が。六太と驪媚が同時に外す、という手を封じるためでもあったのかも。
あと、仙の第三の眼はここでしか出てきてない設定。仙の特殊能力は、異なる言葉でも判る、年を取らない、に加えて、怪我や病気に強い、だけど、それを封じてしまってたんだ…

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