洗足学園中学の帰国枠算数 2019年度過去問解説
2025年度の帰国枠入試は2025年1月11日(土)に実施されます。
英語・面接、または、英語・国語・算数 ・面接 かどちらかを選択します。
面接は、10分で5問質問されます。
本に関する質問は毎年聞かれており、また、ユニークな質問もあります。以下、質問内容の一例をご紹介します。
・本の登場人物が学んだ教訓をどんな場面で自分も経験したか
・皆が宇宙に行き始めたらどのような悪影響があるか
・影響のあった本について
・自然を感じるのはどんな時か
・友達がいて良かったと感じたのはいつか
・何かを考えるとき、一人の方がいいか、グループの方がいいか
・タイムマシーンがあり、歴史上のいつかに行けることができたら、どこに行くか
・友達のために自分の時間を犠牲にしたことはありますか?その結果、あなたと友達の関係性は変化しましたか?
・これまで読んだ本の1シーンを描写してください。
・ルールを破っていいときは、どういうときですか。
・人を見た目で判断するなという言葉がありますが、現代の人はその言葉どおりに行動していますか?具体例を挙げて説明してください。
算数の問題について、大問は5題で、解答用紙は答えのみを書く形式です。大問1は計算が3題、大問2は一行問題が8題です。全体的には標準レベルなので、合格するためには高得点が必要です。
それでは、2019年度の問題を見ていきましょう。
大問1は、計算問題が3つです。1つは必ず計算の工夫です。どれも基本的な計算です。
大問2は、一行問題が8問です。(6)の売買損益や(8)のいもづる算は、正答率が低かったと思われます。大体は、基本問題です。
大問3は、仕事算の問題で、小問3問あります。与えられた条件を上手に使う必要があり、(2)はやや難です。(2)ができれば、(3)は簡単と言えます。
大問4は、立体図形です。(2)は、どうやって考えたらいいのか非常に悩んだ受験生も多かったのではないでしょうか。(3)は、”この紙を巻き終えるまでに、円柱を何回転させたか”という問題でした。
大問5は、ルール・操作の問題で、丁寧に調べていきましょう。(3)はやや難ですが、(2)までは正解したいところです。
以下、問題・解答用紙・解説書のデータファイルです。
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