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ポール・ケアホルム展 in 京都両足院 その2

こんにちは。
インテリアコーディネーターのKikoです。

「ポール・ケアホルム展」
続きの写真です。

両足院の方丈や広縁では、家具の構造やパーツ(ビス1本単位で!)が
展示されており、広縁では椅子に実際に座りながら
ゆっくりと庭園を眺めながら想いにふけることができました。
てっきりここまでの展示だと思っていましたので、
とても素敵だけれど、少し物足りないなぁと感じていたら
奥に進んだところに、大書院がありました。

大書院では、日本の伝統建築の中に非常に調和するポール・ケアホルムの家具を堪能することができました。

彼の奥さんであるハンナ・ケアホルムは日本建築に影響を受けていたそうです。そのため彼女がデザインしたポール・ケアホルム邸でも和の要素が多く取り入れられているとのこと。
和の要素を持つ自邸のためにデザインされたポール・ケアホルムの家具だからこそ、こうして両足院の空間・庭園に溶け込んでいるのだなとすごく腑に落ちました。

特に、開かれた庭園に対して縁側に置かれた

「PK0シリーズ」

床の間のある奥に配置されていた

「PK61」ガラスのコーヒーテーブルとソファセット

があまりにも和の空間とマッチしており素敵でした。

大書院の雰囲気を写真でご紹介しますね。




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