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京都へ、日帰りで家具を見に
こんにちは。
インテリアコーディネーターのKikoです。
今日は帰宅途中に電車の中から、
富士山のシルエットが夕焼けとともに見えて
ちょっと嬉しくなりました。
先日、京都へ日帰りで行ってきました。
目的地は、東山の「両足院」にて開催された
「ポール・ケアホルム展」
東京からわざわざ展覧会のために、日帰り?
と聞くと、フットワーク軽いのね。
と思われそうですが、全くそんな事はなく、、、
※「ママの遠出」については、また別記事で書こうかな、と思います。
さて、話を本題に戻すと
今回私が訪れたのは、デンマークの家具ブランドである「フリッツ・ハンセン社」が主催した展覧会です。
会場は、京都東山区の建仁寺の塔頭寺院である両足院。
デンマークの家具デザイナーである
ポール・ケアホルム
彼の作品はとても洗練された構造美が特徴で、佇まいが美しい家具です。
北欧家具と聞いて一般的にイメージする
比較的明るい木目調のナチュラルな優しい雰囲気とは異なり、ポール・ケアホルムの家具はその多くがスチールを用い、かっこいい印象です。
なんでしょう、とてもシュッとした佇まいのものが多くあります。
(全てスチール製ではなく、天然素材との組み合わせだったり、晩年は木のみを使用した家具ももちろんあります)
そして、わたしが「ポール・ケアホルム」
と聞いてイメージするのが
「PK22」
スチール+レザー
直線
洗練
無駄のないデザイン
でした。(今回はPK22はなぜか展示はありませんでしたが)
言葉にすると、シャープな要素が多いデザイナーの家具と伝統的な京都の歴史的建物が
どうマッチするのだろう。
どうしても、実際に見たくて
その空間に身を委ねてみたくて
行こう!と決心したのです。
・・・・・
素晴らしい時間を過ごす事ができました。
本当に足を運んでよかった。
ポール・ケアホルムの家具自体が美しかったのはもちろんの事
どうしてこんなにも、和の両足院の空間と馴染み、魅力を引き出し合う事ができるんだろう。と感動。
静かに、でも力強さを感じました。
ポール・ケアホルムの椅子に座りながら
両足院の美しい庭園を眺める時間が
とても幸せで、この為に京都にきて良かった。
そう心から思いました。
いつか、古い日本家屋(もちろん広いお庭つきね)を購入して、縁側にポール・ケアホルムの椅子を置きたいな。
そして、猫とのんびり日向ぼっこしながら
海外から来た若者とお抹茶でも飲みたいな。
そんなシーンを楽しく妄想しながら、新幹線で帰路につきました。
素敵な家具たちの写真をたくさんとってきたので、また次回ご紹介しますね。
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