我慢しない練習
きこちゃんです。
今日は、きこちゃんは のんちゃんの病院へ付き添って夕方お出かけしました。
出がけにちょっと不安そうな顔をしていた まぁちゃん。
気になったけど、いつも側にいれるわけじゃないし、「待っててね」と言ってお出かけしてきました。
病院が混んでいて、帰宅予定の夜6時を過ぎてしまい、7時ごろ帰宅。
まぁちゃんは寝ていました。
「ただいま~。大丈夫かい?夕飯食べた?」
と話しかけると、いつもの超音波のような高い声で「ぴーぴー」言ってました。
ちゃんと口を動かして話さないと きこちゃんには伝わらないよー。
しばらくすると、今度は きこちゃんのベッドへ転がり込んできました。
すると、布団を拳で叩き始めました。
どん
どん
足も使ってきました。
ばたっ
ばたっ
んー、なんの主張だろう?
これだけだとなんのサインか分からないよー。
どうやら収まりそうにありません。
きこちゃん判断でソラナックスを投与。
これですぐに収まるかなと思ったんだけど、今日はちょっと違いました。
今度は自室へ戻る まぁちゃん。
心配だったので きこちゃんは ついていきました。
すると、顔を布団で隠しながら腕で きこちゃんを押しのけるような動作を繰り返します。
きこちゃんが ここにいない方がいいのかな?
返事はありません。
手を握ってもらうことにしました。
きこちゃんに、あっち行って欲しいの?
にぎにぎ。
きこちゃんがここにいない方がいいの?
にぎにぎ。
そっかぁ。
それは寂しいなぁ。
でもここで素直に退室する きこちゃんじゃないのよねー。
大丈夫だよ。
もうすぐ薬がちゃんと効いてくるからね。
我慢いっぱいしちゃったんじゃない?
昨日も今日も きこちゃんに気兼ねなく甘えられてないから
昨日は きこちゃんが具合悪くて甘えられなかったから
我慢しなきゃって思っちゃったんじゃない?
今は我慢しちゃだめなんだよ。
病気なんだからね。
我慢ってね、我れが慢心するって書くんだよ。
慢心の心は良くないよ。いいことないよ。
我慢しなきゃって思ったら、それは良くないことだよって少しずつでいいから思うんだよ。
そんなことを話していたら まぁちゃんが少しずつ話し始めた。
昨日、きこちゃんが具合悪くて甘えられなくて、我慢しなきゃって思った。
今日のお昼頃、あっちゃんとケンカしそうになって、我慢しなきゃって思った。
我慢しなきゃ、我慢しなきゃ・・・。
そしたら落ちちゃったんだね。
我慢しようって思ったら、ちょっとずつでいいから「我慢しちゃだめらしい」って思う練習していこうね。
その方が楽だよ。
あー、まぁちゃんの心、ほぐれてきたかな。
うん、ほぐれてきた。
よかったよかった。
我慢させちゃったね。
ごめんね。
いろんなサインがあるんだなぁ。
あとで分かってみればなるほどそういう意味かと合点がいくんだけれど、その時はなかなかわからないもんですね。
そんなことの繰り返し。
今はそういう時。
* 2013年6月10日 記載