1年間の学びを終えて
先月は、全体ミーティングとスタッフ全員との個人面談を実施しました
年度末でもあり、昨年度を締めくくる重要な1ヶ月になりました
前回のブログでは、僕にとって、「本音を伝える」ことがとても重要で、これからの大きな課題であるということを書きました
そして今月、コーチングの学びも一回りし、いよいよ来月は認定試験です
ミーティンングと面談を終え、学びも一段落しました
そんな節目の今、「本音を伝える」以外の重要な気づきについて書きたいと思います
「患者様(顧客)第一主義」がおろそかになっていた
一つ目の気づきはこれです
ミーティングや面談だけでなく、院長仲間との話や、セミナーでの学びなどからも影響を受け、このことに気づくことができました
チーム内の問題ばかりに気を取られすぎていました
チームに対する自分のこだわり、自分の理想をスタッフに押し付けていたようにも感じます
目を向けるべきは、そういうことではなく、まず第一は「患者様(顧客)」に目を向けるべきでした
それが我々が働く本質でした
原点回帰です
ここからがスタートだと思っています
「今の自分に出来ること、出来ないことを見極める」
・チームを1つにまとめる
・全員が同じ方向を向く
・なんでも言い合える関係
これらを追い求め、たくさん学び、自院に取り入れ、試行錯誤してきました
でも、僕には出来なかった
少なくとも今の僕には無理でした
それにこだり、固執しすぎることを手放すことにしました
そのこだわりのために、失うものがあります
その失うものがとても大きいことに気づきました
言い換えると、「できないことを手放す」ことによって、少し気持ちが楽になりました
気持ちに余裕が生まれたせいか、ある程度の妥協をして、前に進むもうと思うことができました
前に進むとは? どこに進もうとしているのか? については、しばらくしてから書こうと思います
「考えすぎず、感じる」
「考える」ことが必要な場面はもちろんありますが、僕の場合、必要以上に考えすぎる傾向があります
例えば、
相手の話を聴くことよりも、自分が次に話すこと、質問することを考える
言い訳を考える
説得するために、話すことを考える
などなど
面談でも、そのような「考える」は相手に見透かされ、相手に壁を作られれ、僕のメッセージは伝わらなかったと感じたことがありました
コーチングの認定試験を来月に控え、練習セッションを重ねている中で、次に質問することを考えず、相手の話を聴くことに集中するように気をつけています
一年の学びの成果かもしれないですが、最近ようやく、余裕を持ってセッションが出来るようになってきました
次ではなく、「今、ここ」に集中できることが増えてきました
先月の面談でも、一年前よりも、聴くことに集中できた気がします
次に話すことが決まっていないと、「間」「沈黙」が出来るかもしれない
それが不安でした
「間」「沈黙」を作る自分はダメな奴だという思い込みが、僕にはあるようです
そんなことは恐れず、「今、ここ」に集中して聴こうと思いました
「今、ここ」に集中して話を聴けば、たくさんのことに気づき、自然と質問が浮かんだり、フィードバックポイントを拾えたりすることを体感できました
僕にとっては、すごく大きな変化です
今はまだコーチングセッションや面談など、改まって対話をする場面でし出来ません
日々の仕事の中でも、プライベートでも、それを出来るようにしたいと思っています
それが定着すると、先のことが気になって、イライラすることも減るかもしれません
もっと楽になれるかもしれません
前回書いた「本音を伝える」も、これに通じるところがあるように思いました
「これを伝えると、相手に嫌われるかも、嫌がられるかも、、、」
そう考え過ぎてしまいます
考えずに、確認してみる
考えるすぎる前に、コミュニケーションをとる
そうすることを、僕はこれまで避けてきました
それができれば、多くのことがうまくいくような気がしています
面談を終え、この1〜2週間を振り返りました
一年間の学びがこういう形でも成果として出てきたと感じています
次の一年もしっかり学び、自己研磨に励みたいと思います
以上です