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ミモザ動物病院の方針について


はじめに 〜獣医師 水越健之 の自己紹介〜

はじめまして
ミモザ動物病院 獣医師の水越健之です
第1回の note では、ミモザ動物病院の方針、考えについて書きたいと思います

僕は2022年2月まで別の動物病院を経営し、院長として働いていました
その病院はどんどん大きくなり、スタッフも40名くらいまで増え、夜間救急対応も行う地域には欠かせない中核病院へと成長し、貢献することができました
でも、僕は心身ともに疲れてしまい、病院運営をすることが難しくなり、その病院をやめることにしました

多くの動物たちを診察したこと、経営やスタッフマネジメントなど、動物病院運営に必要なことはほぼ全て実践し、たくさん失敗もしましたが、多くの貴重な経験ができました
その幅広い経験をミモザ動物病院の運営に活かせると思っています

僕の家族構成ですが、妻と4人の子供(長女13歳、次女10歳、長男7歳、三女3歳)と4頭の犬(チワワ×ヨーキー♀14歳、トイプー♀13歳、チワワ♂12歳、チワワ♂11歳)で賑やかな毎日を送っています

休みの日は子供を連れてお出かけすることが多く、平日も夕方以降は子供の習い事の送り迎え、、、今は子供中心の生活です

趣味は、、、
野球観戦(阪神ファンです!)
ピアノ
お酒
 焚き火を眺めながらビール
 妻が作ってくれたつまみを食べながら日本酒
などなど

僕の性格は、、、
コミュニケーション(話すこと、特に雑談)が苦手です (汗)
でも、聞くことは得意ですし、簡潔明瞭な説明にも自信があります
飼い主様方との関係を深めたいのですが、そこは優秀なスタッフたちがフォローしてくれるので心配ありません

僕の詳しい自己紹介は改めて、別の note に書きたいと思います

小さくてもいい病院を目指す

前の病院で苦労したので、ミモザ動物病院は身の丈に合った規模にとどめ、僕の目が届く少人数のチームで頑張っていきます
休診日もありますし、夜間救急対応も出来ないでですが、途中でリタイヤせずに無理なく続けられる体制にさせていただきました
そして、経営やマネジメントの仕事は本部にお任せして、僕自身は現場を守り、診療に集中します

小さい病院には小さい病院の長所があります
いつも同じ獣医師が診察をし、同じスタッフが対応させていただくので、飼い主さん、動物たちのことを覚えられ、一対一の深い関係を築けます
また、チーム内でのコミュニケーションの行き違いも少なくなり、飼い主様への伝達ミスなども少なくなります

ミモザ動物病院のスタッフはベテランの精鋭ばかりです
安心して大切な家族の健康管理をお任せください

安心できる感じのいい対応

前に運営していた病院の時から、患者様での対応には大きなこだわりを持っていました
一流ホテルのフロントのような、正しい敬語で、形がきれいな対応を目指しているのではありません
言葉遣いは多少くだけてもいいので、目の前の相手のことを考え、相手のニーズを感じとって、それを先回りして提供するような対応を目指します
どうしてもお断りしなければならない要望があっても、代案を提案する
そんな、優しい対応をしたいと考えています

泉ケ丘への思い

僕の住まいは和泉市にあるのですが、府道208号(富田林泉大津線)という道路を通るルートで通勤します。光明池の南を抜け、泉ケ丘に向かって車を走らせます。
緑が多くて、道路が広くて、閑静で美しい住宅街を走るのは気持ちがいいです。ずっと前からこの道を走るのが好きでしたし、そんな泉ヶ丘という場所に憧れていました。

獣医師を目指す長女がこの春、泉ケ丘にある中学校に入学し、僕も泉ケ丘で診療をすることになりました。
長女が受験勉強を頑張っている時、僕は獣医師として、娘は学生として、泉ヶ丘で頑張っている自分たちの未来を想像することもありました。そんな夢がついに現実になりました。感慨深いというか、なんとも言えない嬉しい気持ちです。

そんな僕の憧れの泉ヶ丘、泉北ニュータウンは日本の縮図のような街であり、高齢化と人口減少が進んでいます。ミモザ動物病院がある竹城台近隣センターをはじめ、各近隣センターでも空き店舗が増え、撤退したスーパーマーケットも少なくないと聞きます。そんな泉ケ丘を元気にし、みんなが幸せに暮らせる街にできるように貢献したいと意気込んでいます。

ミモザ動物病院ができる前、そこでは地域に愛される酒屋さんが営まれており、駄菓子がたくさん売られていて、子供達が集う場になっていたと聞きました。当院も子供が気軽に遊びに来れる駄菓子屋のような場所にしたいです。
大人にも、高齢者にも、もちろんペットたちにも優しく、気軽に立ち寄れる動物病院にしたいです。
泉ケ丘地区内には往診にも伺います。通院が難しい飼主様も安心してペットの健康管理をお任せください。


診療の方針

診療の方針ですが、「負担の少ない優しい診療」を目指します
コロナ禍を過ごすことで、自分自身や家族、動物たちの健康に対する考えが大きく変わりました
医療行為は本当に必要なことを適切なタイミングで行うべきだと考えます
医療行為の目的は患者さんを幸せであるはずです
医療者が患者さんの恐怖心をあおったり、行政がルールを守らせるためにさせるものであってはいけないと考えます
例えば、ワクチンですが、その動物の生活環境や体質などを考慮し、メリットとデメリットを比較して、必要であれば接種するという考えです
これについては別の機会に詳しくお伝えします

診療面での専門、特院分野ですが、それは血液内科と皮膚科です
開業前は血液内科に強い動物病院に勤務していました
開業後は約4年間、皮膚科の専門診療を行う施設で研修を受けていました
それらの強みを活かし、血液検査を中心とした健康診断を充実させたいと考えています
また、外来診察で多くの皮膚病で苦しむ動物たちの治療を行なっていきたいです
これらの分野についてはセカンドオピニオン、紹介診療の対応が可能です

最後に

日々の診療をしっかりと行いつつも、このnote(院長ブログ)も週1回くらいの頻度で更新していきたいと思っています
動物医療の情報、病院の方針やお知らせ、僕のプライベートなお話などを発信していくつもりです
楽しみにしてください

今後ともよろしくお願いします

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