臨時休診のお詫び その経緯の説明、今後の対策など
獣医師の水越です
僕の体調不良が原因で1週間も病院を閉めることになってしまいました
来院していただいた方、オペや検査、診察を延期していただいた方、来院を考えてくださっていた方々にお詫び申し訳あげます
本当にご迷惑とご心配をおかけしました
1週間、休ませていただき、入院治療を受けて、だいぶ元気になりました
その一週間の経過について説明します
12/8 未明、腹痛で救急受診し応急処置をうけました
12/9、消化器内を受診し、胆石発作と胆嚢炎という診断
12/10、少し落ち着いていたので、胆嚢摘出の緊急オペ手術は回避し、オペ日は1/16に決まりました
12/10夜〜11昼、何度か腹痛があり、受診して検査を受けたところ、石が総胆管まで動いていました
症状が繰り返していたことと、内視鏡で取れる場所まで移動していたので、12/11に入院して内視鏡の処置を受けました 石をとって、総胆管の中にステント(管を広げるバネのようなもの)を入れて、管の出口を切開して広げるという三つの処置をしてもらいました
その後、少しづつ食事を再開し、やっと日常生活ができるくらいに戻りました
石は胆嚢で作られてました
一度なったら、いずれは再発するそうです
なので、予防のために胆嚢摘出のオペは予定通り1/16に受けます
12/18、術前検査を受けて、オペが確定しました
今回、1週間も休ませていただき、1/16-18の3日間お休みをいただくことになると思います
さらに、年始(1/3-7)には薬と医療機器の買い付けに海外に行く予定です
休んでばかりで申し訳ないですし、色んな意味で焦ってしまいます
でも、長い目で見れば、オペも薬の買い付けも必要だと思いますので、お休みをいただきます
申し訳ございません
今回、辛い経験をしましたが、学びや気づきもありました
一つは、自分自身の健康管理の重要性です
去年の夏頃までは週に2〜3日はジョギングをしていたのですが、それ以降は運動の習慣が途絶えてしまいました
体重も増えましたし、コレステロールや中性脂肪の数値も悪化していたと思います
胆石が作られることはコレステロール値が関係するので、この1年ちょっとの生活習慣が原因の一つだったのでしょう
オペが終わったら、ウォーキングから運動の習慣を戻したいです
もう一つはお世話になった病院での体験からの学びです
大きい病院なのに、医師も看護師も心がある対応をしていただいたと感じました
何人かの先生の診察を受けましたが、皆さん一貫していました
速く診察を回そうという感じがなく、こちらの話を聞いて、ニーズを理解して、解決しようとしてくれていることが伝わってきました
看護師さんも優しく、人間味があり、温かい人が多かったです
ミモザ動物病院もそうありたいと思いました
病院の規模も、診療対象も違いますが、そういう病院を目指すことは出来るはずです
気づきの三つ目は、妻がいてくれて今の自分があるということ、子供たちと一緒にいるだけで力をもらっていること、ミモザ動物病院の留守番をしてくれたスタッフへの感謝など
自分は周りの人たちに支えられているということです
改めて、焦らず、ゆっくりやっていこうと思いました
長く続けられるように、自分の身体や健康、家族のことを最優先で
それはスタッフたちも同じです
小さい病院には小さい病院の良さがあります
でも、小さい病院の弱点は、スタッフの代わりがいないことです
僕が倒れたら、診察が出来ないし、スタッフが休めば、お待たせする時間が長くなったり、実施できない検査や治療もあります
そういう場合、なるべく早く、その情報を確実に飼い主様にお伝え出来るようにしたいと考えています
Instagram、ホームページなどでお伝えするだけでは、不十分でした
そのため、LINEを活用していくことにしました
ミモザ動物病院の患者様、来院を考えていただいている方はぜひお友達の登録をお願いします
年末は慌ただしく、寒さも厳しくなりますので、皆様もどうかご自愛ください
今回、ご迷惑、ご心配をおかけしてしまいましたが、その反省を活かし、少しだけですが、ミモザ動物病院を改善、改良します
少しづつ、日々、アップデートする病院でありたいと思います
今後とも、ミモザ動物病院をよろしくお願いします
獣医師 水越健之
自己紹介として、少年時代から獣医師になるまでの生い立ちを綴りました
いわゆる、自己紹介の記事です