今ここを味わう感性。そして、母と娘について
西洋占星術師の青石ひかりさんがブログで書いていた牡牛座について。全くその通りだなと思う。ツインソウルだのソウルメイトだのって一体何なのだろう。前にも書いたことがあるけれど、そういう存在がこの地球上のどこかにいるであろうことは信じなくもない。でもそれが何なんだと思う。圧倒的に身近な人に弱い私は首を傾げるばかり。今ここでそばにいてくれることが全て。身体が寄っていく人がいい。五感で味わう、それが全て。言葉などいらない。そんなものだ。
最近の大豆ミートはなかなかのもの。モスで食べたことがあるんだけど、まるでお肉そのものだった。それでも私はきっとビーガンになんて一生なれない。苦手な早起きだって翌朝に美味しいパンとコーヒーが待っていると思えばへっちゃらでこなせる。今のモチベーションはすいか。冷蔵庫にキンキンに冷やしたすいかにかぶりつくためだけに起きている。そしてタプタプになったお腹でよっこらせと仕事を始める。甲子園、もちろん観てるよ。夏だわ。
太陽牡牛座の今ここを味わう感性、月牡羊座の向こうみずな行動力、アセン天秤座のバランス感覚。全部が私。全くその通りだ。
友人がまじまじと私をみながら言った。
「のりちゃんって顔のパーツが全部大きいんだね。細身だけど骨格はしっかりしてる。髪多いねー!パーツひとつひとつの主張が強い。あ、褒めてるよ」
褒めてないだろ。
そうだねたしかに、目も鼻も口も大きい。ついでに言わせてもらえば歯も手も大きい。頭も大きいから必然的に顔も大きい。足は普通。小さくはないが。髪の毛が多くてPlazaで売っているような海外製の軟弱なヘアゴムで髪を結ぼうとすると、パチン!と切れて空の彼方へ飛んでいく。骨格がっしり。バスケ部時代の名残で指の節がゴツゴツがっしり。男の人みたいな手をしてる。ちょっと哀しい。私だって華奢な女性に生まれたかった。骨格変えるってどうやるの?なんて、もうどうしようもない。そんなのとっくに諦めてる。丈夫な身体に産んでくれてありがとう母親!
ちなみに私のでかい頭はめちゃくちゃに良い形をしている。高校時代、後ろの席だった友人が「地球かと思ったらのりこの頭だった」と言っていた程の完全な球体である。母は「私の産み方がよかったのだ」と何度も誇らしげに言っていた。ありがとう母親!
友人が記事で映画「ジェーンとシャルロット」を紹介していた。
ジェーン•バーキンと、娘のシャルロット•ゲンズブール。母と娘の物語。
予告を見て、たまらなく胸に迫るものがあった。
親子の関係性は誰にとってもきっと、多かれ少なかれ一生のテーマだろうと思う。母と娘、父と娘、母と息子、父と息子。それぞれに違う。私には弟がいるから尚のこと感じるんだけど、母と娘の関係性と母と息子のそれとはまるで違う。それぞれの家庭によって、個人によって正解も違う。そもそも正解なんてものがあるのかどうか。
ただひとつはっきりと感じることは、母と娘の関係性が男に理解できるはずがないってこと。わかるはずない。わかってたまるか、ってね。
友人(男性)が亡くなられたお母様の話をしてくれた。彼は母親について語る前、決まってギアを一段階あげている。努めて明るく話そうとしていることに、気づいていないわけじゃない。母と息子の関係性は、女の私には、母になる道を選ばなかった私には、到底理解し得ないこと。親と子については思うこともある。またいつか。
さようなら、私のMuse
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