プロレスラーの推しの話②
2021年にドラゲーの試合を初めて見て以降、ドラゲーの印象は「ユニット抗争多い」から「めっちゃ面白い」に変わりました。しかしなかなか見に行く機会がなく、2022年にはNOAHにドハマり。
そんなある日、こんな興行が発表された…
NOAHとドラゲーの合同興行🎉
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2022年11月11日
後楽園ホール
GLOBAL2days WRESTLE UNIVERSE presents GLOBAL DREAM
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たしか7、8試合くらいあったかな?
個性豊かなキャラクターに多様な試合、マイクやお客さんの沸かし方も上手く、プロレス見たことない人を会場に連れていくならドラゲーが一番最適だなーと思った。NOAHの選手との組み合わせも面白くて何回も見返しました。
この興行以降、ネットワークに加入し本格的にドラゲーを見始めることとなる。
私は歓声が多ければ多いほど気持ちが離れてしまいがち…という面倒くさい性格をしているのでドラゲーでヒールを好きになるのは必然だった!
そしてジュニアよりヘビーが好きということでKAI選手が気になり始める。そこから実は所属ではなくフリーの選手ということに軽く衝撃を受け、試合では「この人はふてぶてしいだけでなくとても器用なのでは…?」ということに徐々に気付き始める。
LEGACYで得た印象が全部ひっくり返るくらいイメージが一新したのがこの頃。
それからの勢いは凄まじかった。
一気に気になる存在へと化したKAI選手の試合を見まくりじわじわと好きになりつつあったが、確実にファンになったのはこの日。
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2023年2月21日
東京ドーム
▽第3試合・6人タッグマッチ DRAGONGATEvsNOAH
シュン・スカイウォーカー、KAI、ディアマンテ
VS
丸藤正道、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、ニンジャ・マック
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中指を突き立てるヒールしぐさに反して、師匠である武藤さん愛に溢れたコスチューム。ド迫力のラリアットに美しいトラースキック、そして試合中負傷したディアマンテに気付きすぐさまタッチを求めに行く姿。結果的に3カウントを取られてしまうんだけど本当に素晴らしい試合で、当日は中嶋勝彦Tを着ていたがKAI選手にガッツリ心奪われたのであった。
ドーム前のドラゲーでの試合で、4の字でLOVEポーズしていたのも印象的だった。
そこから前団体含めいろんな試合を通して「この人のプロレスをもっと見たい」という気持ちが強くなった。
なかでも自分の中で記憶に残っているのがドリーム陥落「吉岡勇紀戦」。陥落ということで見るまでに時間がかかってしまったのだけど、普段着ているタンクトップを着用せず挑んだこの試合。飄々としているけどリングの使い方だったり出す技の多様性に経験値の高さが見えて、KAI選手のプロレスがより一層好きになった自分の中で大事な試合。
あれだけの体格差がありながらも勝利した吉岡選手のタフさには驚き。なのでN-1参戦はとっても嬉しかった!
と、ここで挙げている試合が全て負けていることに今気付く。プロレスは勝ち負けが全てじゃないんですよねぇ
もちろん勝ってより好きになることもあるし、負けてさらに応援することもあるし。逆に、好きな選手だけど勝って気持ち冷めることもあるんで…(シビアなファン)
もちろん、ドリーム挑戦した試合と防衛戦も素晴らしかった。
ドリーム初挑戦のYAMATO戦はセコンドなし正々堂々と戦い、ギャラリアを数発喰らうものの最後はメテオインパクトKAIでYAMATO選手を沈めた。この大会、なぜかネットワークになくYouTubeにもダイジェストしかないので全編見れないのが悲しい。
防衛戦で印象に残ったのは"本家公認・雁之助クラッチ"。
吉田隆司戦、BIG BOSS清水戦で決めたこの技、タイトルマッチ以外でも見ることはあるんだけど防衛戦を通して丸め込みの奥深さを知ったので挙げました。えっここで!?って感じの体勢からあっという間に鮮やかにクラッチしてしまうので何度も見返してしまう。あと、雁之助クラッチの練習台だったガンプロの翔太選手も掛けられながら勉強してこの技を使用してるの良エピソード過ぎます!
(余談ですがこれを書くに当たりいくつか試合を見返したんだけど、タカシ戦の解説でKzyさんがタカシを「だー」呼びしてたのがツボでした)
横須賀ススム戦では、試合はもちろんリスク提案やネックレスちぎった件など、チャンピオン期ナンバーワンの極悪っぷりを見せていた。KAIファン目線だと、K-nessさんとの絆のストーリーをより一層引き立たせ、ススム選手に新たなスタートを促してるようにも感じたけど、皆さんどうですか?(聞くな)
試合後のバイブスが切なすぎたけど、ヒールらしさ全開、憎々しくて素晴らしかったと思う。
ということで、ここまで大体の経緯や印象に残った点を挙げてきたけど、今度は好きなポイントを書いていきたいと思います!
つづく