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20240408_ブログを立ち上げました

こんにちは。菊池ゆみこです。
俳優と、演劇ワークショップ・ファシリテーターをしています。
様々なところで「きっこ」「きっこちゃん」と呼ばれています。

こちらでブログを立ち上げました。

日々の演劇ワークショップ現場のことを記していくブログにしたいと思います。

ワークショップ・ファシリテーターとして、私は毎回始まる前に自分のファシリテーションのおおまかな方針というか居方をさだめますし、終わってから、仲間や実施先のかたとの振り返りとは別に、その日のファシリテーションについてひとりで省察(ときに大反省会)をします。
ただ、それは行き帰りの電車のなかでブツブツ考えるくらいで、言語化しないこともしばしばです。
ですが、ファシリテーターとしてのキャリアが12年ほどになった今、慣れで出来るようになっていることが良いことでもあり、サビのようにもなっていることを感じます。慣れで出来る。実践知と言われたり、熟達ともいうかもしれませんが、時に慣れでできてしまうのはこわいことです。

そこで、自分のファシリテーションをていねいに見直すために、ひとりでぶつぶつと行っている過程をきちんと言語化してみることにしました。

ですので毎回のワークショップの実施内容や参加者の変化をこと細かに記すというよりも、省察の場になる予定です。
大学で非常勤の講義を担当している授業でのことも断片的にメモしたり、関連書籍について書くことがあるかもしれません。

なお、こちらで記すことはわたし個人の見解であり、所属する団体や教育機関の意見を代表するものではありません。


(以降、ですます調が居心地悪いので常体で記します)

本日入学式、始業式という学校も多いだろう。
今年度は年度開始早々に「クラス開き」の意味合いで演劇ワークショップを実施したいとの依頼を多くいただいており、今週から多くの中学校や高校に出向く。
おそらく新しい環境に置かれた子供たち、生徒たちは期待と不安でいっぱいになりながら、いつもより少し背伸びしたり声を大きくしたりとアンテナをビンビンに伸ばし切って、自分のことを知ってほしいと思ったり、他の人のことを知りたいと思ったりしていると思う。もしくはそれとは正反対に、そうすることに面倒さや怖さを感じている人もいるだろう。
そんな中にいる子供たちや生徒たちが変に頑張りすぎず、でも何か一歩踏み出せるような時間を作れるといいなと考えながら、ワークショップ・プログラムやファシリテーションの準備をしている。

そもそもまずは私自身が「新年度」という雰囲気が苦手だ。
おそらく大学卒業後すぐに入社した会社で、あまりに自由だった大学時代から社会人になることとのギャップが大きすぎ、ショックを受けたあの記憶がいまだに体の中に残っているからだろう。
その雰囲気にのまれて体がコチコチになっているので、しっかりリラックスしてからいろんな学校にお邪魔しようと思う。


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「菊池ゆみこのウェブサイト/演じる・あそぶ・まなぶ」


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