恐怖の音姫
接触過敏の他に聴覚過敏にも悩まされた幼少期。
接触過敏で気を付けたこと
・頭は撫でない(抱っこは可能)
・過剰なスキンシップはNG(急に触らない)
・寝かしつけは視界に入らないよう、足元の方から匍匐前進で近づき、お尻のみクルクルポンポンとリズミカルに回し叩く。
・Tシャツのタグは全て切り取る
・帽子に付いてるゴムNG
聴覚過敏で気を付けたこと
・工事現場の前を歩くのは極力避ける
・音の出る人形の電池は外す
・子守唄は歌わない(私が音痴なのか?)
・鼻歌は歌わない(↑同様に手で口を塞がれてしまう)
・自動音姫に要注意
座った途端になる音姫.....
子虎がどれほど怖がったか.....
今は手動の音姫が増えた印象がありますが、当時公共施設のトイレに入ると座った途端自動で鳴るタイプが多かったんです。
パニック寸前になるので、毎回トイレに入る時は、私が両耳を塞いであげて「手は絶対外さないから大丈夫。」と声を掛けて用を足していました。
音姫には本当に泣かされました.....
少し先の話しになりますが、小学校で音楽の授業、とくに鍵盤ハーモニカなどクラス全員が音を出す授業は耐えられなかったようで、早急に通販でイヤーマフを購入しました。
これには随分助けられました。
当時の担任の先生がクラスの皆んなに向けて、
「眼鏡をしている子にとって、眼鏡はその子にとって体の一部と同じ大切な物のように、子虎君にとってイヤーマフは眼鏡と同じ大切な物です」
と、当時はイヤーマフの存在もあまり知られていない中、的確に説明してくれたのにはとても救われました。