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まさかの躓きポイント

小学校に入学した小虎ですが、やはりというか、授業にはほぼ参加出来ず。
算数のテストは白紙
分からないんだろうか..…?

wiscの結果、数値が極端に凸凹で、これは一部が平均より高い数値であっても、別の平均以下があると結果的に凸部分が生かせないと聞いた。

小学生になり「勉強」という壁にぶつかります。

そもそも書くことをしない(苦手?)子虎。
鉛筆を持たせて気付いたけど、筆圧が弱い
手足が大きく力も凄く強いのに、嘘みたいに筆圧が弱い。

こちらの6Bの通常より太い三角形の鉛筆を買って持たせました。

しかし、そもそもやはり書くことが苦手らしく、鉛筆を持つのも基本的にはこちらが思うようにはいかず。
それでも、普通の鉛筆よりは効果ありだろうと思い、しばらくこの鉛筆のお世話になりました。


ある日持ち帰ってきた算数のプリント。

正解は「りんご」


こんな感じの、数を比べてどちらが多いか答えるもの。
学校の授業で使ったプリントらしく、よく見ると、、、




りんごの絵が書いてあるー!


「りんご」では無く絵で回答。
確か⭕️を貰ってた気がする.....(汗

これを見て、問題の意味は分かっているんだな?と気付いたわけです。


また別の日。
算数のプリントを持ち帰ってきました。



たし算のプリントです。
白紙です。
計算が出来ないのかも...と、家庭では指をつかったりおはじきを使ったりして、たし算を必死に教えていました。

それでも白紙のプリント。


ある日、子虎父ちゃんが白紙のプリントを見て、何か思い付いたように、プリントに何か書き込みをしました。


全ての式の横に🟰を書き込みました



するとなんとまさか、、、

あっという間に答えを書き込んでいく子虎。


全問正解


これは本当に驚きました。

たし算が分からないのではなく、🟰が書けなかった!?!?

試しに別のプリントにも🟰を書いてあげると、今まで全くやれなかったたし算のプリントをスラスラ解いていきました。
しかも全問正解なのです。


たし算が分からないんじゃない。
🟰が書けなかったなんて.....


これは喜びというよりも、私達には、


どこに躓きがあるか分からんぞ!

気が抜けんぞ!

見逃さないよう気を付けないと!



と、心のふんどしを締め直す出来事でした。



きっと、この出来事が無ければ、学校でも家でも

「勉強が分からない・出来ない子」

の烙印をおされていたと思います。
可能性を見出せず、早々に諦めていたかもしれません。

一度おされた烙印というのはなかなか消せません。
親でさえなかなか難しい、親だからこそ楽観視出来ない慎重さが身に付いています。


どこに躓きがあるのか。
勿論、本当に苦手なことも沢山あります。
でも、こちらの思いもよらない所で立ち止まっているという事もあるんだな、と子虎から学びました。

(🟰に気付いた子虎父ちゃんグッジョブでした)

勉強をする子虎。貴重なPhoto。

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