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【ルーンテラ】ハロウド凍結(アッシュグウェン)を使ってみてほしいというお話【デッキガイド】

初めまして、キッキアン(@Kikki_AN)と申します。

早速になりますが、このnoteでは「アッシュグウェン」の構築、マリガン、テクニック、主要なマッチアップなどを紹介、解説していきたいと思います。

本当はマスターに到達してからこの記事を書こうと思っていたのですが、少しでも早くこのデッキの面白さを皆さんと共有したく、いてもたってもいられず筆を執った次第です。

少々長い文章になってしまいますが、ぜひ最後までお付き合いいただき、あわよくばこのデッキがRuneterraARの統計に載るくらい多くのプレイヤーに使っていただけるようになればと思います。

4月4日現在、FRSIデッキは1つも統計入りしていない……。
R.I.P.トランドルトリンダメア

構築紹介

まずは自分がこのデッキを50戦ほど回して辿り着いたレシピを紹介します。

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一般的な「ルブランアッシュ」と「グウェンクイン」を合体させたような構築となっています。

「グウェン」をはじめとしたシャドウアイルのカードが入っていることにより、「ルブランアッシュ」のカウンターであるアグロに対して強くなります。
また、凍結デッキである側面も持ち合わせているため「グウェンクイン」が苦手とする「デマーシア単」や、「グウェンクイン」そのものに対しても渡り合うことができます。

勝ち筋について

どのデッキを相手にしても序盤からユニットを出しつつ、凍結や除去、バフスペルでテンポを取っていき、育ったハロウドとグウェンで押し潰したり、レベル2「アッシュ」の効果でOTKのような形をとる、というのがこのデッキの基本的な勝ち筋となっています。

その他のカード候補について

まずはユニットから、「愛惜の清霊」

4マナユニットである「アッシュ」、「グウェン」の2人が既に外せないカードとして入っており、これ以上4マナ帯を重くしたくないというのと、ネクサスの回復は「グウェン」のスキル「チョキチョキッ!」で間に合うと考えているため自分は採用していません。
しかし、フィズサミーラが絶対に許せないという方は「永遠の踊り手」と交換でこの「愛惜の清霊」をピン刺ししてみるのも面白いかもしれません。


次にスペル、「殲滅」

せっかくの新カードであり、凍結と相性抜群で入れたくなるカードではあるのですが、「アッシュ」とレベルアップ後の「グウェン」以外の味方すべてを巻き込んでしまうという、とんでもない罠カードとなっています。

『いやいや、俺はこのデッキでも上手く使う自信があるぞ』という、「殲滅」マスターの方は他のスペルとの折り合いを見ながら採用してみてください、そしてぜひ使い方を教えてください。


最後に武具、「ダーキンの槍」

「アッシュ」や「グウェン」、「返り咲く天才」を除去から守りつつ、のちのユニットを強化できるという優れものではあるのですが、バーストタイミングで付けられないというのと、「アナークカ」の効果で召喚されて強いフォロワーが「永遠の踊り手」しかいないというのがネックな点となっています。
「永遠の踊り手」の枚数を増やすことで「ダーキンの槍」を採用する理由を強くすることができます。


基本的なマリガン

マリガンでは、「陽気な主催者」、「返り咲く天才」、「絢爛たるロビー」、「グウェン」をどのデッキ相手でも常にキープしてください。
この4枚をラウンド4まで順番に出していくのがこのデッキの序盤の黄金ムーブとなっています。

特に「絢爛たるロビー」はドローソースの少ないこのデッキにおいて重要な役割を果たすカードです。

これらうち2枚をキープ出来ているときは、相手のデッキに合わせたスペルを持っておいても問題ないと思います。


ちょっとしたテクニックについて

後攻を取りましょう

いきなりテクニックでもなんでもなく運ゲーじゃねぇか』、と思われるかもしれません。
ですが、後攻であるというのはこのデッキにおいて大きなアドバンテージなのです。

というのも、先ほどの基本的なマリガンでキープを推奨したカードをご覧いただければ分かる通り、それぞれ最短でラウンド2,4に出せる「返り咲く天才」、「グウェン」にアタック時効果があり、「絢爛たるロビー」は相手のアタックトークンのあるラウンド3に出すとその次のラウンドにも「清霊の楽団」が召喚されます。
この動きが本当に強いため、後攻を取れていたら儲けもの、という話です。

「凍結」スペルは可能な限り温存しましょう

これはどういうことかというと、このデッキは最終的にレベル2「アッシュ」の効果で相手にブロック不可を付与して1回のアタックでゲームを決めにかかるのが大きな勝ち筋の1つであるのが関係しています。

ネクサスを削られるのが怖いからと、不必要なところで「凍結」スペルを使ってしまうと試合を決定付けるための「凍結」スペルがなくなってしまい、リソース補充手段の少ないこのデッキはずるずると負けていきます。

それを防ぐために、「終わりの静寂」や「命の収穫」で間に合うところはそちらを使って、『ネクサスで受けても問題ないライン』まではギリギリまで喰らってやりましょう。
極論を言ってしまえば、このゲームは自分のネクサスの体力が1でも残っていれば絶対に負けないゲームです。とにかく限界まで耐え忍びましょう。
マオカイ?知らない木ですね。

冗談はともかく、いかにこの『ライン』を見極めるかが、このデッキ、ひいては「凍結デッキ」の面白さの真髄であると自分は考えています。


マッチアップガイド

ここからは、現環境で自分がどういう戦い方をすればいいか知っておいた方がいいと思うマッチアップの解説をしていきたいと思います。

一応、デッキごとに有利不利または五分かどうかを記しておきますが、なにせ統計サイトに表示されないほどマイナーなデッキのため、自分の体感になってしまうことをご了承ください。

フィズサミーラ - 有利

まずこのデッキのマッチアップ解説をしないと今環境は始まりませんよね。

というわけでマリガンは、
「陽気な主催者」、「アイスヴェールの弓兵」、「返り咲く天才」、「グウェン」、「終わりの静寂」、「命の収穫」、「絢爛たるロビー」をキープしてください。
手札が良ければ「凍結」スペルを残してもいいです。

高コストイルーシブのおふたり

「オールアウト」に気を付ける必要がありますが、「命の収穫」をキープしておくことで、「インフェルナ」と「大提督シェリー」を2マナで取れるというのは非常に大きいです。

戦い方の面においては、「ピルエット」を警戒してほしいということが挙げられます。たとえ追撃が発動していない状態であったとしても、2マナで「グウェン」のアタックを阻止され、ついでに体力1のフォロワーを持っていかれるのは非常に痛いです。
序盤は相手のネクサスにダメージを与えることはあまり考慮しなくていいので、とにかく「グウェン」にアタックさせることを意識してください。
「チョキチョキッ!」でこちらのネクサスを回復し続けていれば、終盤溜まったハロウドのお陰で形勢は逆転しているはずです。


セトカルマ - 五分

こちらも現環境を我がもの顔でのさばる強デッキですね。

マリガンは、
「陽気な主催者」、「幻影の執事」、「返り咲く天才」、「グウェン」、「絢爛たるロビー」のハロウド組をとにかく搔き集めてください。

「セトカルマ」はラウンド10に到達した瞬間、特殊勝利したも同然なデッキと言えます。なので、そこに到達してしまう前に圧殺してしまう他ないというわけです。

ごく稀にラウンド10以降でもレベル2「アッシュ」による勝ち筋が通ることもありますが、相手の手札が相当悪くない限りまず通ることはありません。


グウェンクイン - 微有利(?)

「フィズサミーラ」や「セトカルマ」、その他諸々環境にいるデッキに勝てるということで人気のデッキです。

このマッチアップのマリガンは非常に難解で、自分もどのカードを残せばいいのかまだ定まっていません。
しかし、お互いハロウドを溜めないと始まらないことを考慮すると、やはりこちらもVS「セトカルマ」のマリガン同様、ハロウド組を探しに行く必要があるのではないかと考えます。
そのあとはいい感じのスペルを引いてくるのをお互いに祈ることになると思いますが、結局は黄金ムーブを綺麗に決められる後攻を引いた者勝ちであるという可能性もあります。


潜伏 - 有利

「ジョールフィッシュ」と「ボーンスキューア」(と「トレジャーシーカー」?)しかスタン落ちしていないので人気なデッキです。

マリガンは、
いつものハロウド組に加えて、「アイスヴェールの弓兵」と「幻影の執事」、できれば「フラッシュフリーズ」も手札に残しておきたいです。

VS「潜伏」は、『序盤を耐え忍び、終盤レベルアップした「アッシュ」でOTKする』のが容易、という凍結デッキの醍醐味が詰まりに詰まったマッチアップです。
ただ、マリガンで「アッシュ」を残してしまうと、序盤から相手に大量展開されてそのまま負けることが多いので後から引けることを祈りましょう。

祈りついでにもう1つ祈っておくことがあるのですが、それは「パイク」に潜伏を当てられないことです。「パイク」が「水底の急襲」に変化してしまうと、せっかくの凍結も意味を成しません。ただ祈りましょう。

いったい今まで何回このカードに泣かされてきたことか……。

あまり祈ってばかりなのもアレなので実用的なことをお話しします。

マリガンで残してほしいと書いた「アイスヴェールの弓兵」と「フラッシュフリーズ」ですが、これらはどんなに苦しくても絶対に「レク=サイ」が出てくるまでどちらか1枚、大事に大事に握っていてください。
「レク=サイ」が召喚されたあとに凍結させられるカードが1枚でもあればデッキにお帰り願えます。

相手のマナ状況にもよりますが、相手が「メッタ斬り」持っていることと、相手の山札の一番上も「レク=サイ」である可能性を考慮すると、攻撃力が5、下手をすれば潜伏が一度も発動してない攻撃力3の「レク=サイ」が出てきた時点で凍結させる必要があります。

「レク=サイ」にレベルアップされてしまった時のこのデッキの勝率は0%に近いものとなります。絶対にお引き取りいただきましょう。


ノラベイガー(ノラハイマー) - 不利

マッチアップガイドの最後がこのデッキなのは気が引けるのですが、いいところばかり話してもしょうがないということで、「アッシュグウェン」を使っていて一番勝ち方が分からなかったマッチアップの紹介です。

大量のユニット、大量の除去、大量のリソースの前に成す術もなくずるずると負けていきます。
マリガンの解説以前の対面だと思うので、このデッキが流行り始めたと感じたら潔く「アッシュグウェン」の使用をやめるべきです。
『「アッシュグウェン」使ってほしいんじゃないのかよ!』とツッコまれると思います。ですが、それほどまでに不利なマッチアップなんです。
それでも自分は「アッシュグウェン」を使い続けるのですが。


まとめ

今回は「アッシュグウェン」のデッキガイドという形でお話しましたが、結局自分がこのnoteを読んでくれた方に何をしてほしいかというと、

『もっと多くの人に「凍結デッキ」に触れてほしい』

ただそれだけの思いで執筆させていただきました。

ルーンテラはサービス開始からそろそろ丸3年になろうとしています。
しかし、凍結デッキが真に陽の目を浴びた瞬間はありませんでした。

「アッシュグウェン」でなくても構いません。
今まさに環境では「ルブランアッシュ」が流行り始めています。
高い勝率を叩き出しています。
このアーキタイプが最高に面白く、強い、今、
ぜひ「凍結デッキ」を使ってほしいんです。


長々とした拙い文章になってしまいましたがここで締めとさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もしよろしければ拡散していただけると嬉しいです。

良い凍結ライフを!

最後に

この記事を書くにあたって、多くのルーンテラnote投稿者の皆様の記事を
参考にさせていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。

追記

4月5日:少量の文の追加&スマホでも読みやすいように改行部分を修正しました。


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