【ルーンテラ】凍結VS潜伏【マッチアップガイド】
初めましての方は初めまして、前回の「アッシュグウェン」の記事を読んで下さった方はまた読んでいただきありがとうございます。
キッキアン(@Kikki_AN)と申します。
このnoteでは、凍結デッキ(ルブランアッシュ)目線で潜伏デッキとのマッチアップの解説をしていきたいと思います。
はじめに
4月6日現在、環境ではルーンテラサービス開始以来、類を見ないほど「ルブランアッシュ」が流行っています。そして、高い勝率を誇っています。
しかし、流行っているということは、それだけカウンターデッキを使われる可能性も高くなるというのがカードゲームの常です。
上記の画像は「ルブランアッシュ」が苦手とするデッキの一覧です。
実際、「サミーラ」型のアグロや、除去を得意とする「ピルトーヴァー&ゾウン」、「シャドウアイル」の含まれるコントロール、最終的にサイズ負けしてしまう「ディープ」などは「ルブランアッシュ」では勝つことの難しいデッキです。
ですが、この中に自分が「凍結」デッキを使用した際に、現環境でも6-3で勝ち越し、過去にも特に苦手だと思ったことのないデッキが含まれています。
それが「潜伏」デッキです。
確かに、「レク=サイ」や「パイク」に潜伏が当たりまくったり、戦い方を知らないとボコボコにされてしまう相手ではあると思います。
そんな中で、少しでも勝率を上げるコツをご紹介します。
構築紹介
まずはデッキレシピからご覧いただきましょう。
1枚目、こちらは現環境で良く使われている一般的な「ルブランアッシュ」のレシピです。
対して2枚目、こちらは「潜伏」デッキを重く視たレシピの画像となっています。
2つを比べると、「潜伏」デッキを重視した方では、「オーメンホーク」と「清算」を減らし、「アイスヴェールの弓兵」と「フラッシュフリーズ」を増やしているのがお分かりいただけると思います。
VS「潜伏」以外では3枚積みだと多すぎるとされるこの2枚が、「潜伏」デッキを相手にしたときには非常に良い働きをしてくれるのです。
その理由の解説は戦い方の項で。
勝ち筋
VS「潜伏」において、「凍結」デッキ側は、レベル2「アッシュ」の効果で相手のユニットにブロック不可を付与し、OTK(ワンターンキル)を狙うのが基本的な勝ち筋となっています。
「潜伏」デッキはユニットを多く展開してくるため、レベルアップした「ルブラン」の生成する「鏡像」のみでの勝ち筋は通りにくいです。
マリガン
マリガンでは、「オーメンホーク」、「アイスヴェールの弓兵」、「アヴァローサンの罠師」(1枚)、「ルブラン」、「脆い鋼」(1枚)、「フラッシュフリーズ」(1枚)、をキープしてください。
『おいおい、さっき「ルブラン」じゃなくて「アッシュ」が勝ち筋だって言ったじゃないか、なんで「アッシュ」がキープリストに入ってないんだ』と思われるかもしれません。
まったくその通りです。その通りなのですが、VS「潜伏」では序盤、中盤を耐えないことにはどうにもなりません。
こういうマリガンでもない限り、泣く泣く「アッシュ」は返しましょう。
もちろん、『「アッシュ」が勝ち筋ならキープするべきだ』とお考えになる方はキープしていただいても構いません。
ただ自分は、長く「凍結」デッキを使ってきた結論として、VS「潜伏」では、よほど他3枚が良くない限り「アッシュ」はマリガンすべきだと考えています。
しかし、どんなデッキにおいても、「マリガンに絶対はない」とも考えています。
機械的に、これと決めているカード以外は全て返す人。
オカルトチックに、『普通なら返すけど、今回はこのカードが活躍するかもしれない』と考える人。
色んな人がいると思います。
それぞれが信じるカードを、それぞれが信じるようにマリガンしましょう。
戦い方のコツ
ここからは実戦で心掛けたいことのお話をします。
「凍結」スペルは出来るだけ温存しましょう
まずは、VS「潜伏」に限らず、「アッシュ」を勝ち筋の1つとして用意している全てのデッキに共通していて、一番大切なことを。
レベル2「アッシュ」の効果で相手のユニットにブロック不可を付与して勝ち切るということは、必然的に最後のアタックを仕掛けるときに敵を凍結させるスペルが必要になってきます。
しかし、こちらのネクサスが削られていくのが怖いからと、必要ないところで「凍結」スペルを使ってしまうと、OTKを仕掛けるのが難しくなってしまいます。
それを防ぐため、序盤の攻撃力の低い相手ユニットのアタックはわざとスルーしたり、「無防備」を付与された「ルブラン」や「アッシュ」を守る際にも、「アイアンエリクサー」や「窮地の支え」で事足りる場面ではそちらを優先して使用しましょう。
「ルブラン」と「アッシュ」以外のこちらのユニットは「凍結」スペルを使ってまで盤面に残す必要はありません。(もちろん、次のラウンドにOTKを仕掛けたいけれどユニットが倒されると打点が足りなくなってしまう場面など、残さなければならない状況もありますが)
このマッチアップは、最終的にこちらのネクサスの体力が2程度しか残っていない、なんていうことはザラです。
とにかく限界までネクサスをリソースとして利用し、『ギリギリのライン』まで耐え忍びましょう。
いかにこの『ライン』を見極めるかが、このマッチアップで勝利するカギであり、「凍結」デッキの醍醐味です。
相手のアタックトークンがあるときは、「アイスヴェールの弓兵」か「フラッシュフリーズ」を構えておきましょう
構築の項で「潜伏」デッキ相手に良い働きをすると書いた2枚の解説です。
2枚とも、OTKを仕掛けるときや、どうしてもこちらのネクサスを守らなければならなくなったときに有用なのは勿論なのですが、自分がこれら2枚をVS「潜伏」で3枚ずつ積む一番の理由は、「レク=サイ」を絶対にレベルアップさせてはいけないということが挙げられるからです。
レベルアップしてしまった「レク=サイ」は3マナのそれ単体で、攻撃力10以上のオーバーパワー、体力も7あり、おまけにリソースの回復までし、盤面に留まる、まさしく「ヴォイドの化け物」と化します。
ですが、アタックされる前に凍結さえしてしまえば、攻撃力1~3でネクサスを殴った後にデッキに帰ってしまう「可愛い女の子」です。
相手のマナ状況にもよりますが、相手が「メッタ斬り」を持っていることと、相手の山札の一番上も「レク=サイ」である可能性を考慮すると、攻撃力5、場合によっては潜伏が一度も発動していない攻撃力3の「レク=サイ」が出てきた時点で凍結させる必要があります。
「レク=サイ」がレベルアップしてしまうと一気に試合が相手に傾いてしまいます。「レク=サイ」が召喚された直後に凍結させられる何かしらの手段を必ず用意しておきましょう。
「アッシュ」はOTKを仕掛ける前のラウンドの相手のアタックが終わってから召喚しましょう
ラウンド4に「アッシュ」を召喚したとしても、ユニットの多く出てくる「潜伏」相手では、「アッシュ」がアタックするには何かしらの補助が必要となってしまい、「凍結」スペルを温存したくてもそれが難しくなります。
おまけに、早いうちから「アッシュ」を召喚してしまうと、「赤ひれのハンマースナウト」や「メッタ斬り」で「無防備」を付与されて、除去手段の少ない「潜伏」デッキ相手にも能動的に「アッシュ」を処理されてしまう危険性が高まります。
マリガンの項で、このマッチアップでは「アッシュ」はキープせず返した方がいいと説明したのは、マリガンで「アッシュ」を残したところで有効に使えるのは結局終盤だから、というわけです。
OTKを仕掛ける前のラウンドの相手のアタックが終わってからの召喚ならば、「ボーンスキューア」も「ジョールフィッシュ」もスタン落ちした今相手は、「水底の急襲」に変化した「パイク」か、「血の匂い」で奮起し、なにかしらで「無防備」を付与することでしか「アッシュ」を阻止することができません。
自分が思いつく限りで「潜伏」を相手にしたときに気を付けるべきだと感じるのは上記3点の
・「凍結」スペルの可能な限りの温存
・「レク=サイ」のレベルアップ警戒
・「アッシュ」の召喚タイミング
といったところです。
まとめ
「ルブランアッシュ」が不利だと統計の出ているデッキの中でも、「潜伏」デッキだけは、戦い方次第でむしろ有利が取れているという自分の考えからこのnoteを執筆させていただきました。
ここまで長々と説明をしましたが、「潜伏」デッキの特性上、打つ手なくこちらが負けることもあります。
しかし今回解説した、構築、勝ち筋、マリガン、戦い方のコツを知っているだけで、VS「潜伏」の勝率は大きく変わると思います。
「潜伏」デッキだけでなく、他のデッキを相手取ったときにも応用できることもあります。『「凍結」スペルは可能な限り温存する』というのはその代表例ですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆さんの「凍結ライフ」がより良いものとなることを祈っています!
それではまた。
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