僕が箱氏/はこしを代表作ですという理由
思い立ったので描いてみようと思います。
箱氏は僕がまだ広告代理店でグラフィックデザイナーとして働いている頃に仕事をサボって描いたものです。なので15年以上前の話で気が遠くなりそうですけど。
なぜ四角なの?とよく言われますが
これには当時の流行りというかそんなものが影響していまして、当時大手プロダクションさんがいわゆる個人作家さんが描いたキャラクターとのコラボを始めた時期で、記憶が前後してて時系列が正確ではないかも知れないですが、play set productsさんが先駆者かなと個人的には思っています。
本当、tezuka modernoは衝撃的でした。
その頃の僕はまだ若く、また個人での活動も視野に入れていたのですが、気づけば実績もないくせに「僕もいけるんじゃない?」みたいな事を思い始めていました。若さ特有の有り余る自信で漲ってたんですかね?
そんなこんなで先ずはキャラクター作りに着手。
コラボが頭にあったのと、キャラクター同士だけではなくキャンペーンなどでの使いやすさを考えると企業ロゴなんかをしっかり貼れるスペースが必要で、そう考えると平面の大きさが重要になります。
そうなると自然な流れで立方体という事になるのですが、それと同時に四角い形は丸っこいキャラクターへの僕なりのアンチテーゼでもありました。
MINECRAFTなんかのおかげで四角いキャラクターも今でこそ当たり前ですけど、当時は四角いキャラクターは売れないって言われていましたし、ビジネス的に成功しているものはほぼなかったと記憶しています。
そんな中、自分なら四角くても可愛いものは作れると思っちゃったんですかねー、若いから。
フリーランスの道へ
自分語りは得意ではないので割愛しますが、時は流れフリーランスに。その頃仲良くしてくれてたライセンシー 会社の方と色々話している中で、コラボの話も自然と出てきまして、気がつけばこうなってました!
吉川という苗字はヨシカワに間違われがちなので当時は全てカタカナ表記ですけど、こちらは手塚プロ様と僕のコラボでの書籍となります。
既に絶版なのですが、amazonで新品&中古品いずれも購入可能です。
当時グッズも出ており、手塚治虫記念館など限られた場所でしたがご購入いただけました。
こんな感じに書いてしまうとただの自慢話みたいに捉えられてしまうかも知れませんが、正直なところ運とご縁がほとんどで僕ができることと言えば本当に限られていたと思います。
とは言え、その時に肌で感じた事やコラボ実現へのヒントになるような物は経験としてあるので、興味のある方は僕に話しかけてみてくださいね。
このような経験から、僕は箱氏を代表作と言わせていただいています。
主なコラボ作品のご紹介
ゲゲゲの鬼太郎x箱氏スタンプはLINEにてご購入いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
そんな箱氏の現在
様々な経験をさせていただいた箱氏ですが、NFTを初めて一年以上経ちましたし、そろそろNFTを絡めて何か面白いことができないかなと画策中です。
元々コラボがしたくて作ったキャラクターなので、周りの皆さんをうまく巻き込めたら面白いことが出来るんじゃないかと考えています。
NFTもよろしくね
現在はSBINFTでのみの展開となっていますが、独自コントラクトでMINTしたものなどがopenseaでもご確認いただけます。
良かったらこちらも覗いてみてください!
https://opensea.io/KIKKAWA_KEITA
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