キッカケヤのきっかけ
はじめましての方も、知ってますよの方もこんにちは。
立体造形作家のキッカケヤです。
主に粘土でオリジナルキャラクターのゆる~いマスコットを制作しています。
自己紹介がてらキッカケヤという名前でものづくりをはじめたキッカケを書いていこうと思います。
まず私は物心ついたころからかなり引っ込み思案で、いつも親の後ろに隠れてもじもじしている子供でした。
初対面の人とお話ししたくても、目が合うと緊張してうまく話せないのが常でした。
冒頭から凄いネガティブな感じですが、ココが私の原点なのでうわ…と思ってもそのまま続きを聞いてください。
幼少期から話すのが苦手だったためか「言葉を介さないコミュニケーション」が好きで、お絵描きや工作などでよく遊んでいました。
何かを生み出すと、自分から話しかけなくてもまわりから「なにそれ?」「すごいね!」と声をかけてもらえるのです。
それが嬉しくてますますものづくりにハマっていきました。
余談ですが大人になってから見つけた幼稚園の時の粘土ケースには、あぶら粘土製のギョウザがミチミチに詰まっていました。
悪い夢みたいでした。
社会経験を積んで人と普通に会話できるようになった今でも、ボキャ貧のため接客時のような定型文のないアドリブの会話は苦手なまま。
子供の頃と違って初対面の人とはスムーズに話せるのですが、知り合って2回3回と話しているとだんだん話題が無くなっていくのです。
お見合いのように突然ご趣味は?と聞けるメンタルは持ち合わせていないし、無言でられるほど親しくもない…会社員時代はこれで苦労しました。
そんなときに大活躍したのが変わった形のボールペンやBAGにつけたキーホルダー、デスクに置いたマスコットなど。
「アツイネー」「サムイネー」と毎日漫然と繰り返される気温の話から解放され「なにそれ?」「かわいいね!」「どこで買ったの?」とどんどん会話が広がっていきました。
会話の中で相手のプライベートも垣間見ることができ、仕事も円滑に回るようになったし、ずっと避け続けていた飲み会や二人きりでのランチにも行けるようになったのです。
大人になるとプライベートにどこまで踏み込んでいいか分からず表面的な会話をしがち。
そんな会話の糸口が掴めない時にユニークな雑貨があれば、声をかけやすいし会話のキャッチボールも続きやすい。
笑って話すことで気持ちもほぐれていきます。
「モノ」から生まれるコミュニケーションに私はかなり救われました。
だから今度は私が
「思わず人に伝えたくなるようなユニークな雑貨」を作って、コミュニケーションに悩んでいる人にそっと手を差し伸べたい!
こう考えたのがキッカケヤのきっかけです。
ブランド名も「私が作り出すもので人と人が繋がるキッカケになればいいな」という思いを込めてキッカケヤにしました。
キッカケヤの作品がささやかに、誰かの人生の一助になれていたら嬉しいのです。
そんなわけで今日も可愛くてちょっとヘンテコなマスコットを作っています。
ここではわりと真面目に語りましたが、SNSで馬鹿やってる私が真実の姿です。いやただのネット弁慶ですすみません。
ここまで読んでくれた方々ありがとうございました!
へばまた!
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