たくさんミシン掛け
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『お知らせ』
現在のオーダーメイド完成予定時期は
2024年7月末完成、2024年8月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。
オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html
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https://lin.ee/H5Mkmry
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こんばんは。野島です。
昨日はたくさんミシンをかけました。
手縫いは手縫いで好きですが、どちらかというとミシンの方が好みだったりします。
一長一短なのでデザインによって使い所を決めるというスタンスです。
ミシンをかけた場所を鮮明に写真として撮るためにもっと寄れるレンズが欲しくなります。
というのは革の厚みや硬さや肌目に対して、この位置にミシンをかけるのが良いとか好みが作り手によって違いがあるからです。
吉靴房の甲革は1.6~2.3mmの革を使うことが多く、手製でありながら工業製品の美しさも追求するという相反する雰囲気を出すため端から1.5mmほどの位置に30番手のミシン糸をつかいます。
以前勤めていた婦人靴メーカーではもっと薄い革を使用していて40番手の糸を端ギリギリにミシンのピッチも1番狭いものでした。
1960年代の婦人靴でヨーロッパのパンプスはこれ以上ピッチを狭めたら革が切れてしまうのではというほど細かくしているものも残っていたりします。
機械を使って作るものとはいえ、個性や思想がその使う糸やピッチに表現されています。
様々なブランドの靴を見る時に良かったらそんなところも見てみてくださいね。
それではまた明日。
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