中物（なかもん）
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『お知らせ』
現在のオーダーメイド完成予定時期は
2024年7月末完成、2024年8月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。
オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html
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来店のご予約やお問い合わせはこちらからどうぞ。
https://lin.ee/H5Mkmry
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こんばんは。野島です。
釣り込みを終えて釣り込みシロを整えると中底との段差が発生します。
その段差を埋めるものを中物（なかもん）と呼びます。
ドラクエウォークやドラクエモンスターズなどに出てくる仲間モンスターのことではありません。
男性用の昔ながらの革靴では練りコルクを入れるというのが最も有名な中物だと思います。
婦人靴メーカーに勤めていた頃はフェルトを入れているものをよく見かけました。
吉靴房ではヌメ革の床材と呼ばれる革を使っています。
一般的に仕上げ前の革は厚みが均一ではないので、指定した厚みに漉き、その上澄みを使います。
銀付き革のことで、革といったら銀付き革のことで、仕上げられた表面を持つ革のことです。
漉いて上澄みを使っているのでその漉き落とした革も存在していて処分されてしまうことが多いのですが、吉靴房ではそれを使って様々なものに加工しています。
漉き落としを床革と呼び、ヌメ革の床革を中物（なかもん）や月型などにしています。
わざわざ輸入して加工されたものを買うよりも、材料を使い切るという面や履き心地の面でも間違いなく上の素材だと考えています。
宜しくない靴の多くはこの中物（なかもん）が入っていません。
見えない部分まで良い素材をとことん使い切って丁寧に仕上げています。
次は底付けに進みます。
年内は30日まで、年始は1月2日から作業をします。
営業日は1月5日（金）からとなります。
それではまた明日。
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お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
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どうぞよろしくお願いします。
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