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私が思うFashion

好きを見つけるワークショップ講師
岐阜エリア紗也加です。

Beauty Japanには7つのコンセプトがあります。

今日はその中の「Fashion」について
私なりの考えをまとめたいと思います。

Fashion…流行を生み出す
(Beauty Japan公式より)

エリア大会のインスペで
「あなたは今日、どんなテーマでメイクと服装を決めたのか?」
と問われたことがあります。

その時は、
メイクにテーマ?
服装にテーマ?
と理解することができませんでした。

今までテーマを決めて
服やメイクを選んだことがあっただろうか…?

日本大会まできて、ようやくその意味が理解できたと思います。

日本大会では一泊2日のインスペが3回行われます。

私はこのインスペ全てに
自分のテーマを持って挑むと決めました。

ガイドブックの衣装を合わせて計10着以上!予備も含めたら12着とか…

私はレザークラフト作家だから
"全てレザーを着る‼"
と心に決めていました。


なので最初は、ガイドブックの衣装もレザーを用意していました。

ガイドブックのテーマを考えて、
すっきりとした色気を演出するつもりで作ってもらいましたが…
テーマと場所を考えるとどうしても違和感があり、急遽「和」の衣装に変更‼

レザーにこだわりすぎていた自分に反省。

ダンサーの娘に常々言っていたこと、
「ダンスの衣装は作品の一部だから、先生の指示通りきちんと準備しなさい」
を身を持って体験することに。

「ガイドブック」という作品の一部になるからには
クリエイティブの意図を紐解き
世界観を大切にする!
こだわりも大切だと思う。

しかし、こだわりは時としてわがままになる。

クリエイティブに関わる方たちは
どんな意図をもって、この指示を出したのか…

インスペぎりぎりまで衣装とにらめっこ
最終的に、一部自分で制作…
完成は前日。

納得できる衣装で
自信を持って挑むことができたと思います。

会場となる旅館のある鬼怒川温泉の歴史から調べたり(遠回りしすぎと突っ込まれましたが)

浮世絵を研究したり…
運営の方々がファイナリストのために
ガイドブックを手にする方々のために
真剣に取り組んで下さっている姿に
精一杯応えたい一心でした。

1st…1日目

初めて全国のファイナリストと顔あわせ。
どんな自分を魅せたいか。

<わたしテーマ> 強さ

ずっと私なんか‥と自信がなかった。
だから人一倍、強く見えるカッコいい女性に憧れていました。
自信を持つためにも最高にカッコいい自分でいきたかった。

和をモチーフとした旅館のため
和を取り入れるか悩みました。


全国から集まるファイナリストに負けないように自分を演出したかったこともあり
こだわりを通すことに。

レザーのタイトスカート
ノースリーブの深緑のトップス
レザーのアウター
黒い高いヒール。

アクセサリーは、シルバーで。
ちなみにアクセサリーはこの日のために制作。
エイ革のピアスや指輪。
エイ革は海の宝石と言われています。
控えめな輝きでも強さを感じさせる、そんなアクセサリーです。

2日目

<わたしテーマ>可愛さ

レザーのプリーツロングスカート
レーストップス
レザーアウター(着回し)
オレンジのレザーパンプス(ヒール低め)。

アクセサリーは黒の牛レザーピアス。

1日目は強さを演出することで、負けないオーラを。
2日目は可愛さを演出することで親しみやすさを。

ガイドブックの撮影が2日目にあり
1日中衣装で過ごしていたため登場できなかったコーディネートでしたが💦

私にとってFashionとは
「なりたい自分を演出するもの」

彼氏に会う時
仕事に行く時
友達に会う時
旅行に行く時
推しのライブに行く時
家族で出かける時

どんなことを思って
服やアクセサリー、メイクを決めますか?

その時々で様々な「自分」を表現していると思います。

流行りのものを取り入れたり
場所や人に合わせたり
自分の好きなものを全面に出したり。

自分の中でテーマをもって選んだものは
その日の自信となる。
自信という魅力は広く人々に浸透していく。

私はレザークラフト作家です。
制作物は、
アクセサリー、バッグ、名刺入れ。

わたしがつくる物で、沢山の人々の
「なりたい自分」
を演出するお手伝いをしています。

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