入院して親知らず3本抜いたレポ④
本記事で親知らず抜歯レポは最後になります。
思ったより抜歯費用が高額だったこと&割とずっと抜歯箇所がジクジク鈍い痛みを放っていることのダブルパンチで、放心状態で帰路につきました。
退院後の食事
意外にも食欲があり、抜歯していない箇所の歯を使えば何とか食えることが分かったので、お粥とかじゃなくてもいいかなと思い、退院日の昼ごはんは
永谷園のお茶漬け、夜ご飯はうどんにしました。
仕事への影響
抜歯入院にあたり、木曜日・金曜日で有給休暇を使いました。
土日を回復に充てることができたので、木金で入院したのは正解でした。
忙しくない時期を選んで休んだため、特に何も言われませんでした。
「親知らずで入院??笑」みたいなことは言われましたが…
かつて親から、親知らずはヒマな大学生のうちに抜いておくようにしつこく
言われていましたが、間違いなく正しいことを言われていたのだと、反省しました。
保険金請求
親知らずの抜歯手術といえど、入院して手術したことには変わりないなぁ
とふと思い、職場に押しかけてきた保険屋のおば…お姉さんに言われるがままに契約してしまった(情弱)医療保険が使えないか確認をしてみました。
保険屋のおば…「親知らずの手術は保険の対象外なのよ~」
残念ながら手術に対しては保険が降りませんでした。ちくしょうめ。
入院日額5,000円の保険金のみ×2日分降りることになったので、1万円は保険で賄うことができました。
さらに忘れたころに、職場の共済組合の医療費助成で1万円が振り込まれていたので、実質の負担額は17,000円程度ということになりました。
今後の口腔内の健康のことを考えたら、まぁ安いほうでしょうか。
抜糸とその後の経過
抜歯と抜糸って、どちらも「basshi」なので紛らわしいですよね
とか考えていたら一週間経過したので、午前有給を申請して朝一番で病院で抜糸してきました。
思っていたよりデカめのハサミで、パツパツパツとリズムよく糸が切られます。
病院での施術はこれで終わり、あとは自分の自然治癒力に望みをかけて抜歯後の穴に肉と骨が形成されるのを根気よく見守ることになります。
このとき怖いのが「ドライソケット」というやつです。
「抜歯窩治癒不全(ばっしか ちゆふぜん)」とも言うそうです。
抜歯後の穴には血餅というカサブみたいななものができるんですが、これが剥がれて、うまく治癒しない場合があります。
かつて右下の親知らずのみ日帰り手術で抜歯したときは、このドライソケットになり、地獄を見たので全部抜くのをためらっていたのでした。
歯科医師に言われたとおりに、強いうがいをしないこと、舌先で触らないことに注意して過ごすこと2か月ほどで、ドライソケットになることなく、無事骨肉が再生され始めました。
入院中ずっと抗生剤が点滴されていたこと、退院後に飲む抗生物質の飲み薬が処方されていたことも、治りがよかった一因なのでしょうか?
親知らずが無くなって
中途半端に頭だけ出していて磨き残しで虫歯になっていた厄介な歯が、4本無くなるわけなので、当たり前ですが、圧倒的に歯磨きがしやすくなりました。
アラサーオタクなので小顔になっても、あまり得はしませんが、心なしか顎回りがすっきりした感じがします。
また、親知らずが無くなって1番よかったと思うことは、今後の人生で親知らずのことを気にして過ごさなくてもよくなったことでしょうか。
親知らずをまだ抜いていない人、残りの親知らずを抜くのを躊躇している人へ
時間とお金に余裕があれば、入院して親知らずを抜くのお勧めです。