【ブルネイ】トランジットついでに、ブルネイに行ってきた【2023年1月】
※この記事は2023年1月25-26日に訪問した際の内容です
こんばんは。
ブルネイに行ってきました。
といっても、タイから帰るときの航空券を探していたところ、ほとんど同額でブルネイでトランジットが出来るチケットが出ていたので興味本位で予約したというのが実情なのですが、あまり行く機会がない国を楽しんできたので書いてみます。
2023年1月のタイ旅行については、2本記事を書いていますので良かったら。
ブルネイってどこ?
ブルネイ、ここです。インドネシアとマレーシアのカリマンタン島(ボルネオ島)の北の端の方にちょびっとある小さな国です。
小さな国ですが、石油や天然ガスが取れるらしくとてもお金持ちの国です。人口一人当たりのGDPはアジア随一で、税金や医療費、教育費などもほとんどかからないとのこと。王様がいる王政で、実質的な絶対君主制のため選挙制度などはほぼないそうです。
ちなみに採掘した天然ガスは日本への輸出が多いそうで、実は日本との繋がりが深い国でもあります。
通貨はブルネイドルですが、シンガポールドルと1対1互換だそうで、シンガポールドルも使えるようです。
日本とはロイヤルブルネイ航空が成田⇔バンダル・スリ・ブガワン(首都・BSBと略します)間で結んでおり、今回はバンコク→BSB→成田というチケットを予約したのでした。
事前の準備
まずBooking.comでホテルを予約。深夜着になる旨をメッセージしたところ、What's Appで連絡が来て、Paypal(もしくはブルネイの銀行振込)で先に支払いをしろ、支払いが完了したらドアのパスコードを教えてやる、とのこと。18シンガポールドルを支払いパスコードをGet
次に現地の移動手段を調べ、バスは夕方までタクシーもあまりないそうで、Dartというブルネイ版Uberのようなアプリを入れておきます。アプリの挙動が微妙に不安定で登録できたのかよくわからん…が、まぁよしとしよう。
バンコクで、タイバーツをシンガポールドルに両替。12000円分くらいを両替しました。
バンコクからBSBへ
バンコクからBSBまでは約4時間半。時差が1時間あるので、21:30→24:30のようなフライトになります。
バンコク・スワンナプーム国際空港でチェックイン。カウンターは一番端のWでした笑 そしてほぼ誰も並んでいない・・・。
サクッと荷物を預け、出国します。ゲートも遠い!
飛行機は国旗と同じ白と黄色。
日本人はほとんど乗っていないと思われます。7-8割くらいの席が埋まっているでしょうか。横はおそらくブルネイの人(ブルネイのパスポートが赤色なので最初日本人かと思いました)。
通路を挟んでお隣りはバングラデシュのお兄さん。英語読めないから入国カード書いてくれとパスポートと共に渡されました笑
断ったほうが良かったのかもしれませんが、わかるところだけ写してあげました。出稼ぎ労働者さんかしら?
機内食はこんなの。
夜便なので、空き席には寝転んで人が寝ています。
自分もウトウトしているうちに着陸です。
空港小さい。鹿児島空港くらいでしょうか・・・。
入国審査も少々人が並んでいますが、タイとは異なり観光客らしき人は少なく淡々と進みます。
ホテルへ
ターミナルの外に出ました。蒸し暑い!横にモスクがある!
が、真っ暗!驚くほど真っ暗!
Dartアプリでドライバーを呼び、マッチするとWhat'sAppで駐車場の端まで来いとのメッセージが。
誰もいない真っ暗な駐車場の先で心細く待っていると、トヨタのセダンが1台。よかった。他の人たちはどこへ行ったのだ…
にこやかなヒゲのお兄さんがホテルまで送ってくれます。深夜なので何も見えませんが、道はキレイ。
15分ほどでホテルに着きました。パスコードで入室できました。スタッフはおらず、ドミトリーでしたが他のお客さんもいませんでした。
さっさとシャワー浴びてベッドに入りこの日は終了。
翌朝、お散歩と朝ごはん
朝起きるとスタッフさんがいました。チェックアウトは11時だったので、まずは近所を散歩。
一応首都の中心部ですが、のんびりとした雰囲気。大きな公園とモスクがあります。
モスク綺麗ですね。
女性は7割くらいヒジャブを被ってるかな。イスラムの国なのでお酒は売ってません。
川沿いをお散歩して人気っぽいレストランで朝ごはん。
ホテルに戻り、荷物を詰めてチェックアウト。大きい方の荷物は預けます。私しかお客さんがいないからか、「何時に戻ってくる?」と。夕方16時くらいには戻るよーと言って、What'sAppを交換しておきます。
水上集落・カンポン アイール
全然知らなかったのですが、世界最大の水上集落がブルネイにはあるそうで、それを見に行きます。
この川の中洲みたいなところが全部集落で3万人以上の人が住んでいるそうです。別にスラムではなさそう。そもそもお金持ちの国だしな。
川沿いに船が待っており、渡るだけなら1ドル、1周で15-20ドルくらいです。とりあえず1周してもらいます。
本当に水の上に村があります。あれは学校だ~とか、消防署だ~とか、教えてくれます。
川にはワニがいました。まじか。
1周してついでに集落側に下ろしてもらいます。
一応観光ルートが設定されており、誰も観光客はいなさそうですが、歩いたりしても良さそうな形。というわけでウロウロと歩き回ってみます。
特に下水の臭いもせず、超キレイではありませんがスラムな感じはしません。
時々コーランが流れたり、学校に行っていた子供が船で家に帰ってきたりしてます。ほのぼの。ねこはかわいい。
どの人もすれ違ったら挨拶をしてくれ、みんな優しい人たちです。カメラ持ってウロウロしてる私、どう見ても怪しいと思うけど。
水上のレストランでお食事。アルファベットだが英語ではなく、読めないメニュー。焼きそばみたいのを食べました。地元はマレー語、英語も喋れる感じですかね。
対岸に戻ります。船がいないのでどうしようかと思っていたら、人をおろした船がついでで乗せてくれました。乗り合いタクシーみたいなものかな。
ショッピングモール?で休憩
Googleにショッピングモールとあったので行ってみたのですが、単なる小さいスーパーでした。The Mallという大きめモールが郊外にあるみたいですが、ちょっと遠いのでいかなかった。
スーパーで買い物したり、フットマッサージに行ったりしました。(20ドル・1h)マッサージは、イスラムの国だからか完全男女別らしく、Men'sと書かれていたので怪しいやつかと思いましたがそうじゃなかったです笑
Dartでドライバーを呼んで、空港へ。
空港で時間を潰し、日本に帰ります
空港横のモスクを見たりしますが、時間があまりまくり。
インドネシア、マレーシア、フィリピンへの便が多いですね。日本便よく作ったな笑
出国のゲートは超暇そう・・
搭乗ゲート前の絨毯の上で皆さん寝ているので自分も横に座らせていただき、読書したり。日本便なので流石に少し日本人もいます。どこにいたんでしょうか・・?
飛行機はほぼ満席。しかも最後列のトイレのドアが当たる通路側の席という最悪の座席で、横がいなかったのが幸いでしたがあまり眠れませんでした。
やれやれ、というわけで寒い日本に帰ってきました、とさ。
まとめ
ブルネイ、なかなか良かったです。特に水上集落はとてもおもしろかった。
総じて人は優しく、穏やかに暮らしている印象を受けました。
横断歩道で待ってたら車がすぐ止まってくれるアジアの国、たぶん他にないよね。
世界に数ヵ所?しかない、7つ星ホテルがあるらしいのでいつかまた行ってみても良いかもしれません。
ではでは。
撮った写真はInstagramで公開しています/これからしていきます!
よろしければご覧ください!
https://www.instagram.com/kikitata_pix/