みんな、繋がっているんですからね。

クーラーのない部屋で寝ている母親が、耐えられないと言って車で20分の距離にある叔母（母親にとっては妹）の家に泊まりに行くそうです。大層なことです。いびきさえかかなければ一緒に寝れるんですがね…。

スタッフが立腹しながら訴えてきたのですが、取材先が「無料取材なのに文章についてこうこう要求してくる」とのことで、具体的に話を聞くと先方の言う内容の方が読者にも伝わりやすくもっともなものだったこともあり、言われた通りに直すよう指示しました。

記事に決まりはないようであるので、企画ごとに統一したルールを設けて進めるわけですが、私はこうしたいという思いがあり過ぎるとうまくいかないことがあります。

自分のこだわりが、どこに向かっているのか、ですね。

良いものを作りたいのは良いとしても、誰にとって良いものなのか。

併せて、無料だからこちらの思惑通りに行かなくて気に入らないとか、先方の意向に添うのがイヤだとかは、明らかに私事。

極論してしまえば、取引業者だから言うことを聞け、というのに変わりがなくなってしまいますね。

おためごかしもしかり。してあげているのに、無料で紹介してあげてるのに。だから何、別にいりませんけど、で終わってしまう話です。

さらに言えば、無料の紹介先がお客さんになることもあります。みんな、繋がっているんですからね。