概要
Midjourneyが今日(2024年3月12日)新たなプロンプトを発表した。
使えるようになったプロンプトはcrefといって「Character Reference」、つまりキャラクターを固定して画像を作成できるようにしたらしい。
備忘録を兼ねて、使い方と他要素を詳しくまとめる。
内容
一旦公式の内容をまとめて箇条書き。
--crefの後にURLを入れれば参照先の画像がキャラクターとして画像に出力されるよ。
--cwをつけるとお好みで参照先から生成に使う範囲を指定できるよ。0は顔だけで100は服とか髪とか全身。
「えくぼ」とか「そばかす」とか正確には描写できないから許してね。
アニメ風でも写実風でも使えるし、画風を固定する--srefとも併用できるよ。
空白入れると複数画像でも参照できるよ。
ちなみに原文はこれ。
オッケー早速使ってみよう。ショゴス召喚
Cute, shoggoth,angry, mythical, divine, --cref https:
参照先は「いらすとや」のショゴス。いい感じに特徴とらえてますね。
次いで写実的なのも検証
Angry. Dressed as a samurai. Sword raised, --cref https:
参照先のフリー素材の画像はこちら。ちょっと痩せた感じはするけど、特徴はとらえている。
補足
プロンプトの影響かわからないが、cwを0にすると、より参照先の顔の特徴をとらえてくれる。
ショゴスがどこまでを顔として認識しているかは不明だが、cwの値を変えても有意に変化しているようには感じなかった。別途検証します。