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日記という名の短編エッセイたち

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取るに足らない日常の出来事、なんて思うのは本人だけかもしれませぬ。
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2024年11月の記事一覧

「1年後」の魔法

完璧なルーティンを目指したい

今朝読んだネットニュースの中に、あるマンガ家さんがご自分の一日をエッセイマンガしていた。(元記事のURLをメモし忘れました・・・・・・) とても規則正しい。 例えばこんなふうだ。 午前4時に起きる。 コーヒーを淹れる。 マンガを書く。 体操をする。 マンガを書く。 散歩する。 マンガを書く。 ここで午前が終了。仕事は終わり。 午後はサウナに行って、就寝時間までゆっくり過ごす。 これらのルーティンは時間割のようになっていて、「何時に何をするか」が小学校の時間割みたいにきっちり

文化が継承されるということ

note友人の、み・カミーノさんがベトナムを旅した。身軽な一人旅で楽しそうだ。 それでしみじみ思い出されたことがある。 わたしはそれほど外国旅行の経験はないが、ベトナムには行ったことがある。10年以上前のことだ。仕事だったけれどスケジュールは厳しくなく、偉い人は別にいたので責任も軽かった。つまりまあ、割に気楽な出張であった。 その時フエを観光する機会に恵まれた。フエは南北に長いベトナムの真ん中へんにある古い街である。現地の若い方が案内してくださり、たぶん、グエン朝時代の

冬がはじまるよ

定期検診で病院に行ったあと、ふと思いついて大きな公園に行ってみた。 旭山記念公園。札幌市中央区にある。 よい天気だが寒い日だった。 時刻は昼過ぎなのに、たぶん7度か、もしかすると5度くらいだったかもしれない。ジャケットの上にウルトラライトダウンのロングコートを着てブーツで武装していたが、手袋がないと無理なくらい寒かった。 この公園は街の中だが山の中腹みたいなところに位置していて、札幌市内を一望することが出来る。 バスを利用しても中心部から30分強で着いてしまう。ちょっと